未知のものを受け取りたいのならば

Maribrengaëlです。

気づけばあっという間に春ではなくなり、初夏の緑の匂いが立ち込めています。ふと、「令和」という新しい時代に突入した去年のゴールデンウィークを思い出して、2年連続で普通ではない時を過ごしている、ということに気づきました。去年のこの頃更新したエントリーにも、「当たり前はない世界に入っていく覚悟を決めろと言われているかのよう」ということを書いています。(2019年5/6更新 新時代を畏れる理由)そしてやっぱり1年たった私たちが痛感しているのは、まさに「当たり前」は存在しない、ということです。

5/7は蠍座満月。そして、この5月の満月は「ウエサク(wesak)満月」と言われます。この日はブッダが悟りを開いた日でもありこの世を去った日でもあるそうです。インドやタイなのどの仏教徒の国では各地でお祭りが開催されますが、日本で有名なのは京都の鞍馬寺のウエサク祭りです。天上界とこの世が繋がり神が降りてくる、天界から高いエネルギーが降ってくるなどと考えられているため、今では仏教徒だけでなくスピリチュアル界隈の人もざわつくような日なのではないでしょうか。

そんな力が強い満月は、私は「なかなか簡単に扱えるものではない」と思っています。満月はただでさえ人の心を乱すもの。それが、もっとも感情の波にのまれやすい蠍座にある、ということは自分という器や軸や基盤が整っていないと逆にその力の強さに翻弄されてしまうのでは、と感じるのです。ボロボロ、ヨレヨレの器には高いエネルギーも降ってこないだろうと。だからこそ、「受け取りたい」と思う前にそれを受け取る自分自身を整えることを意識しましょう。例えば、この満月を正の方向へ生かしたいのならば、自分に対しての正直さで整えることがカギになります。正直さは蠍座が自分自身に課している正義だからです。

「当たり前」が存在しなくなっている今、このような目に見えない力やUFO、地球外生命体の存在などもますます否定すべき時代ではなくなってくると思います。そしてそれ以前に必要なのは、私たちが未知のものに対してしっかり準備していくこだと強く感じます。それは、まずそれを信頼してこれまでの常識を取り払う、ということでもあるのかもしれませんが。

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 5/7 19:46 に蠍座満月となります。

森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。