新時代を畏れる理由
Maribrengaëlです。
「令和」が始まる直前感じた不思議ななんとも言えない気持ち。単なる「平成」が終わる寂しさではなく、当たり前の日常があった「平成」の幕が閉じられることに、畏怖の念を抱いたというか。そうそう、怖れるのではなく、畏れるという感覚なんです。きっとこれから、未知のことが起こっていくと思います。そして、それこそが「令和」だということ。とは言っても、私たちの日常は、「平成」の時間軸の延長上。もちろん今までとは少し空気が違うかもしれませんが、「平成」から引き継がれる大切な思いと、大切な人たちと共に毎日を過ごしていくことには変わりはありません。
今日は、激動の時の流れを落ち着かせるような牡牛座の新月です。牡牛座は「落ち着いていてマイペース。どんな時も肝が据わっている。」とよくその性質を表現したりするのですがすでにもう、そんな「令和」の始まりだったと感じているところです。もちろん、日本各地で様々なパーティーは開かれていましたが、粛々と家で新元号になるのを見守っていたり、天皇のお言葉に聞き入っていた、という方も多かったのでは。
天王星牡牛座期が3/6から本格的に始まっていることもありますが、「令和」の入りは、この影響を受けて、「自分の価値観や心地よさ」について考える人が多くなると思っています。特に「平成」終盤、天王星魚座期の(2003年~2011年)のファッションや働き方も右向け右の時代、天王星牡羊座期(2011年~2018年)のカリスマやトップに君臨する者や世間の常識に支配される時代からは、とうとう目覚めました。だからこそ、この牡牛座の新月は、誰にも何にも影響を受けない「自分の基盤、価値観」って何だろうということを、ゆっくり考えてみてください。「令和」の瞬間、パーティーでお祭り騒ぎの人がいてもいいし、家でゆっくりしていた、寝ていた、という人がいてもよいんです。そんな「人それぞれ」の時代がきてますから。この時代の変化は、長年日本人が謎に縛られてきた「クリスマスの過ごし方」にも変化を及ぼすものになるでしょう。
毎年ゴールデンウィークは、新緑の季節でもあり天気もよく、一番好きな季節。でも、今年は静岡とは思えないくらいの寒さと不安定な天気、おまけに大量の雹まで降ってきて、やはりいつもの年とは違うのだ、ということを強く感じました。前回「当たり前」について書きましたが、まさしく「当たり前はない世界に入っていく覚悟を決めろ。」と言われているかのようだったのです。私が感じた畏怖の念はそういうところからも来ていたのかもしれません。
Les Chronovoyageurs...
※ 日本時間5/5 7:47に新月となります。
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