開けられた玉手箱
Maribrengaëlです。
10月末に福岡・佐賀に行ってきました。濃い大学時代を過ごした親友たちが大集合。当時彼女たちとはGirls HipHopのダンスチームを組んでいて、クラブのダンスイベントなんかに出演していました。とにかく4年間常に生活を一緒にした仲間。そのうち現在1人がオーストラリア、2人が九州に住んでいるので今回の福岡集合となったのです。(そうそう、8月に書いた「あの夏、午前3時の出来事」に登場するAも集合しました!)
福岡市だけではなく少し遠出して色々なところに行ったのですが、3回目の福岡で初めて行ったのがかの有名な「太宰府天満宮」でした。菅原道真公が天神様として祀られている「学業」の神様…というのは知ってしましたが、突然訪れたので境内に何があるかはそこまで調べておらず。とりあえず、福岡在住のHに色々説明を受けながらじっくり見て回りました。鳥居を入ると、太鼓橋という三つの橋を渡りますが、これには「過去」「現在」「未来」の意味があり、「振り返らずに渡る」というルールがあるようです。意識すると無駄にと振り向きたくなる自分がいましたが…。この橋ですが、「心字池」という美しい池にかけられているものですが、どうもこの時、「龍宮城」にいつようなユラユラ感を感じていました。独特な「水」の質。天神様は雷神様でもあっただったはず。何でしょうね、私の頭の中には祖堅正慶さんの「明けられた玉手箱」が流れていました。そののち、色々調べてみると太宰府天満宮は水属性と言われているそうなんです。やっぱり。そしてさらに調べたところ、菅原道真公が生まれたのが845年6月25日で、蟹座(水のエレメント)だったのです。
そんな大宰府天満宮ですが、そんな「水」の質があったとしても幻想的…で終わる場所ではありません。それが「御神牛(ごしんぎゅう)」の存在。この御神牛は菅原道真公のお使い、と言われています。いわれによると、「菅原道真公が京から大宰府に向かう際に乗っていた牛」という説や、「菅原道真公の遺骸を宝満山の麓に埋葬するつもりで出発したが、運んでいた牛車の牛が途中で動かなくなったので、”ここに留まりたいという故人の意向だ”」と考えられ、その場所(太宰府天満宮)が墓所となった」という説など様々です。そのため、大宰府天満宮の御神牛は足を折って座っている「臥牛(がぎゅう)」という姿勢なんだそうです。
太宰府天満宮が水の属性だったとしても悪い意味で浮世離れしていないのは、この牛の存在か、と思いました。牛といえば、牡牛座。どっしり、じっくり、現実的の土のエレメント。いわれの説のように、そこにどっしり居座って動かなくなってしまったということが本当ならば、ブレない意思の表れです。こんなところにも、「水」と「土」のバランスのよい作用を感じることとなりました。
今日は、そんな御神牛と同じく、牡牛座満月。満月の中でも私にとって好きなパワー「豊かさ」が強調されます。太陽星座は双子座ですが、私にとって多くの惑星が入っているのがこの牡牛座、なので毎年色々な方面の「豊かさ」にフォーカスして考えます。今年はこのメンバーで九州の旅が出来たのも「豊かさ」(時間、お金、感情、健康の一致)のひとつ。太宰府天満宮の要素のように「水」と「土」で豊かな土壌を作る、それが出きているからこそ出来たことだったような。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 11/12 22:36 に満月となります。
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