水面下の長旅へ

Maribrengaëlです。

今日の射手座満月では半影月蝕が起こります。満月となるのは明け方の4時台で、日本でも半影月蝕が見えるでしょう。（とはいっても蝕を見るのは、画像や動画の間接的なものでもあまりよくないとされていますのでご注意を！）この月蝕は南ノード（降交点）周辺で起こります。つまりドラゴンテイルの周辺。とても精神性の高い満月です。

それに、注目なのは、この満月から新月満月で蝕が3連続する「蝕のトンネル」に突入することです。6/6の射手座満月で半影月蝕、6/21の蟹座新月で金環日蝕、7/5の山羊座満月で半影月蝕が起こり、6/6～7/5の間、私たちは「蝕のトンネル」を進んでいくこととなります。

このトンネルですが、2018年にも3連続する時期がありました。ちょっとだけタイムスリップする感覚で思い出してみてください。2018年7/13～8/11のことです。私は必ず宇宙の動きと自分の体感、出来事を照らし合わせて確認するのですが、一言で言うとこの間は「気だるく重々しい日々」という感覚でした。2018年の梅雨明けはとても早くて、6月後半。梅雨明けと言ったら、台風一過の青空でパキっと空は晴れ渡り一気に本格的な夏に入るのですが、「これ本当に梅雨明けてるの？」という日々が続いていた記憶。湿度が高くただただ暑いモワっとした空気の中、物事も色々足踏み的な感じで、まさにトンネルだったような。そして、今年もまた、今日からそんなトンネルに突入していきます。

水面下でできることをする。

これは、今年の「蝕のトンネル」を迎えるにあたって、ふと浮かんだキーワードなのですが、焦って水面に飛び出すようなことをせずに、水面下で色々と作戦を練ったり準備をしたりすでにある状況を熟成させたりする時間を持つ、ということです。1年のうち、そんな時期は必ずあるのですが特に今年は意味合いの強いものになるかな、と。みなさんもぜひ、モヤモヤしたり、なんとなく焦ってしまいそうになったら、このキーワードを思い出してみてください。この地球上に「蝕のトンネル」の中にいない人などいません。ゆっくりと一歩ずつ足を踏み入れていきましょう。よい旅を！

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 6/6 4:14 に射手座満月（半影月蝕）となります。

★ドラゴンヘッド＆ドラゴンテイルについてはこちらの動画をご参照ください。

★「蝕のトンネル」についてはこちらの動画をご参照ください。