思考で風向きを変える
Maribrengaëlです。
風のグランドトラインの日にこれを書いています。グランドトラインは吉兆と言われ、今回は風の星座である双子座・天秤座・水瓶座にそれぞれ位置した惑星が空に正三角形を描くことを指します。この「風」の力ですが、これからますます大切になっていきます。人間が最も発達している思考の力を使って軽やかに要領よく自分自身の基準で生きていくこと。約200年続いた支配や統率、規律の厳しかった「土」の時代が終わり、「風」の時代に移り変わってきているのが今なのです。結果よりもがんばって努力する過程が重要視された時代は終わり、いかに要領よく楽しく結果を出せるかという時代へ。そのために必要なのは思考の力だと思っています。「土」の時代は、誰かが指示することに従ってきたり、フォーマット化されたことを繰り返すことでどうにかなったのかもしれませんが、これからはそれが機能せず、自分で考えることが求められます。今回のことで「土」の時代のものが壊されてしまいまたは機能しなくなり途方に暮れている人ほど、それを乗り越える武器は自分自身の頭の中にあります。
今空にある正三角形、風のグランドトラインはこれから天秤座で満月となる月が一角を担っています。世界がこんなに大変な時に、満月が起こる星座が天秤座でよかった、心底そう思います。例えば、天秤座の人を上司に持つととてもスマートで要領のいい指示を出してくれるでしょう。自分も無駄なことはしないけど部下にもさせない、とてもセンスがいい立ち振る舞いをしてくれると思います。混乱している時こそ、感情や勢いや規律に縛られてしまうとさらに混乱してしまう…そんな切羽詰まった状況にこそ、吹き抜けるひとすじの「風」が必要なのです。「それならばこうすればいいじゃないか」の一言。それは、しっかり天秤座の人が「考える」という思考を使っている証でもあります。
最近夕方、西の空にピカーっとひときわ強い光を放つ金星があります。天秤座の守護惑星です。近づいてみると色々怖い(笑)惑星だったりするのですが、地球から見えるその光はほとんどの人が「美しい」と感じるでしょう。美意識が高いのは天秤座も一緒ですが、もう一歩踏み込んでみると、自分自身にも強いているその美意識が、周りの人や世界を救っていることもあるのではないかと思えてきます。
「どう見られたいかよりどうありたいか」
こんな大変な世の中でも、その金星の輝きや天秤座満月の光は人の心を救っているかもしれません。金星や満月も自分がどうありたいか、を表現してるだけかもしれないですけどね。私たちも今、こんな時だからこそ、自分はどうありたいのか、をまずは考えてみましょうか。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 4/8 11:36 に天秤座満月となります。
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