夢の中で。

Naoyaです。

今日は二十四節気の2番目の節気、雨水(うすい)です。冬の凍てついた氷や雪が解けて流れ始めるとき。暖かくなってきたことで、雪が雨へと変わっていきます。大地は潤って植物は芽吹き、動物たちも活動を始めていく頃。うちの近所の梅林は、梅の花が見頃になっています。

…とは言うものの、この冬はずっと暖かかったものの、立春になった途端に冬のような寒さがやっと到来したりして、暦通りの季節の移ろいのようなものがまったく感じられない状況です。

最近、よく夢を見ます。元々夢を見る方なのですが、夢に詳しい知人と話したところ、僕が見る夢は明晰夢が多いらしいのです。なので、見た夢をノートに記しておくことにしました。ノートに書くようになってから、僕の夢の中の情報量は莫大で、かつ、ディテールはかなり細かく、鮮明に記憶に残っていることを再認識しました。そして、どこか夢と現実の境目が曖昧だったりする部分もあったりするのです。夢の中で「あ、これは夢だ」と自覚して、自分の思いのまま意のままに行動したことが何度もあります。ノートに記した夢のストーリーやメモ書きを読み返すと、夢の中のディテールや感触、色彩、明暗のトーン、空気感、時には匂いまで鮮明に蘇ります。アイコニックでサインのようなアイテムがたくさん登場していて、いくつもの夢をまたぎながら、明らかに何かのメッセージを示してくれているように思えて、夢の中も自分にとっての現実と思えるのです。

雨水は魚座の季節の始まりでもあります。空想と現実の境目がぼんやりと曖昧なことが多いと言われる魚座。ちょっと先取りしたかのように、魚座のエッセンスが自分の元に流れ込んできて、夢が次々と現れているのかもしれません。魚座に導かれるように、現実と夢をシームレスに行ったり来たりしている今日この頃です。

牡羊座から始まった十二星座は魚座でおしまい。宇宙的には牡羊座のシーズンに突入する春分から、また新たな一年のサイクルが始まるというわけです。個人的に雨水と聞くと、あぁ、宇宙的なサイクルもそろそろ終わりなんだなぁとしみじみします。

いつもなら春の訪れを楽しんでいくような時期ですが、新型コロナウイルスの感染が拡大していることもあり、そんな余裕がないという方も多いかと思います。情報もいろいろと錯綜していて、余計に混乱を招きがちになります。こういうときこそ落ち着いて、正しい情報を得ることや間違った情報に躍らされないようにすること、手洗いやうがいをすること、しっかり食べてしっかり眠ること、無理をしないこと、そして免疫力をアップして丈夫な体を保つなど、自分にできることを心がけることが大切です。そこはきちんと現実的に。

森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。