近未来へようこそ
Maribrengaëlです。
この「森羅万象の聲」も3シーズン目に突入しました。最初のグランドオープンの日は、確か2018年1月の獅子座満月だったような。「この日から始めたことは長続きする」という日だったのですが、しっかり続いていますね。時はもう2020年1月です。
すっかり私たちは近未来を生きていますが、この水瓶座新月でさらに近未来化が加速するような気がしています。例えばお金という最も物資的なもの、言ってみれば長い間私たちを支配してきたものが「キャッシュレス」という実態のないものになっていく…特に2019年はその過程を肌で感じながら過ごしてきたと思います。「いやいや、まさか」と思っていても本当にずいぶんと普及しましたからねキャッシュレス決済。
2002年頃、ある有名な小売店の販促広告の仕事をバイトで手伝っていました。その頃の広告はまだ人力な部分も多くて、今後自動でできるようにやっとシステムを構築していく時でした。休憩していたら、ウェブ系システム会社の社長さんがきて「もうすぐね、この携帯だけで全部が済ませられる時代がくるんだよ。信じられる?」と二つ折りのガラケーを目の前で振ってみせました。「これで買い物はもちろん、電車も乗れるし、銀行振込、出金もできる。みんな、お財布を持たなくなるんだよ…はいはい、槇原です」話の途中で、ガラケーのアンテナを引っ張り上げながら社長さんは電話に出て、「電波悪いな~」と言いながら遠くの窓辺に移動していました。思えばその頃、天王星も海王星も水瓶座期。約18年前のこと。
またこの前引っ越しの時に気づいたのは、写真アルバムの多さ。それも大きいサイズのアルバムではなく、無印良品のはがきサイズ型のもの。(たぶん、同世代は知っているはずのアイテムです)カメラ付き携帯ができても画質は最悪でしばらくは、しっかり出力するタイプの写真をアルバムに収めていた気が。その後デジカメが普及して、写真が「データ」になり、それからどんどん色々なものが「データ」になっていった気がします。今ではスマホには(スマホに、というかスマホのクラウドには)写真アルバムの何倍ものを写真が入っています。重量を伴わないそれは、どこへでも持ち運べる便利なものですが、電気がなければ見れない、データそのものが壊れることもある、とても不安定なものであることも意識しておくべきだと思うのです。キャッシュレス共々、便利な影にある落とし穴も私たちはしっかり警戒しておかなければいけない時代です。
1/25は水瓶座新月。この日は、旧正月(春節)でもあります。つまり元日でもある日です。私たちにとっても2020年のテーマに本格的に入っていく日なので、特に実体ではなくなったものとの付き合い方について考えるにはよいタイミングとなるでしょう。そして、これが「風」の時代に移行していく、ということなのかな。それについてはまた。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 1/25 6:43 に新月となります。
★動画でもこれに関係することを話しています。
0コメント