壊れた台風が過ぎたなら
Maribrengaëlです。
台風19号が過ぎました。ものすごい雨と風でしたが、私の住む場所は水害も風害もなく、今は何事もなかったようにクリアな夜空が広がっています。それは、とてもよかったのですが、なんとなく気象がおかしくなってきたのを、3.11が起こったあたりから感じています。ゲリラ豪雨なんてものもなかったし、台風も昔はこんな規模ではなかったはず…。もちろん、テレビメディアだけではなくて、ネットの情報も拾えるようになり、SNSも発達してひとりひとりが独自のメディアのようになっている今は、昔よりも起きていることの細かい状況把握ができるようになったから…ということも言えますが、明らかに災害のレベルが違う、と思うのです。私が小学生の時、「2000年以降は地球の温暖化が進み、地球ではこういうことが起こってきます」ということを理科の授業で習いましたが、その時に「えーまさかぁ」と思っていたことが、本当に起こってきている気がします。
昔、台風が過ぎたあとは、台風一過の青空があってはっきりと梅雨明けしたり、気温がぐっと下がって一日にしてまるっきり秋になったり、そういうわかりやすい「区切り」の時だったんです。それが最近では、梅雨は開けないし、気温は下がらないし、なんだか「区切り」にならずにモヤモヤ。異常な雨量や風力だけが深刻な爪痕を残して去っていくという…とにかくヘンなんです。
もちろん専門家ではないので、なぜ台風がこんな感じになっているのか、温暖化の影響なのか何なのか私にはわかりません。でも、天気と人は連動する、と考えている私にとって、こういう気象の変化というのは、地球に住む私たちの反映でもあるのかも、と思ったりするのです。
とにかく昔の人に比べてシンプルじゃないこと、いろんなものが過多すぎて本当に必要なものがわからないこと、いろんな方向に壊れやすいことetc そういうものが大きなエネルギーだとしたら、気象もそのようになっていくよな、と。
今回、台風の被害を受けた東海〜東北の方は特に、「現実的にどう対処するか、何を準備するか」がフォーカスされていたと思います。これは、今年のテーマであり、色々なところで私もメッセージしていますが、シンプルにただそれだけが必要でした。祈りとか願いとかそういうことではなく、行動として何ができるかということ。嘆いて壊れるのではなく、思って何もしないのではなく、ただ冷静に。こんなヘンな気象の時代だからこそ、私たちの軸はしっかりさせなければいけない時なのです。
今日は12星座の始まりの星座牡羊座の満月。ここを区切りとして、新しく持つべき自分の軸をもう一度確認してみましょう。フワフワモヤモヤしていると、いろんなものがどんどん壊れていく時代。飲み込まれないための、軸を見極めましょう。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 10/14 06:09 に満月となります。
★宇宙の空気感を掴む。2020年版「宇宙詠みチャート」予約受付中です。予約と詳細はこちら
0コメント