苦い秋。

Naoyaです。

今日は二十四節気の17番目、寒露です。朝や晩の冷えた空気の中、草木や花に朝露が宿るということで寒露というわけですが、「え?これで10月?」と思うくらいに、寒露という節気とは程遠いくらいに暑い日が数日続きました。10月で30℃を超えるなんて信じられませんでしたが、やっと秋らしい涼しさになりました。

自分にとってのこの一年は、土台である体を整えることがテーマなので、今年は毎年の恒例となっていた熊野古道の旅も取りやめて、コンディションをよりきちんと整えているところです。

先日、知り合いの漢方薬局の先生に相談をして、漢方薬を処方してもらいました。特に大きな病気というわけではないのですが、整体や鍼と併せて漢方も取り入れて、体のちょっとした不具合をさらに根本から整えたいと思ったからです。

脳と腸は密接に繋がっている。これは前から知っていたことですが、体内の余計な湿気や熱を取り除くための腸や脳の漢方を出してもらいました。そのために今の僕には苦味が必要とのこと。処方された漢方はいい感じに苦いです。ケミカルな薬にはない、いかにも漢方らしい独特の味は、どこかホッとします。

これまで自分が整体や鍼で整えてきたのは、漢方の効果をより体感するための "土壌づくり" だったのかもしれません。体を整えるときに感じるイメージは、自分の内なる小宇宙へと旅をするような感じ。特に脳や腸は宇宙的な神秘を感じる臓器なので、その印象は強いです。

漢方とほぼ同時に、ターメリックのエッセンシャルオイルを手に入れました。ちょっと気になっていたオイルです。カレーの匂いがするんじゃないかと思う人もいると思いますが、カレーとはちょっと違い、もっとスパイシーでスモーキーで、苦い匂いがします。昨年末から使っていたベチバーのオイルも、スモーキーな匂いがするのですが、こちらはカラメルのように仄かな甘い香り。ターメリックの苦みのある匂いとは違います。

ターメリックとオレンジがマッチすることを知ったので、ターメリックをメインで、甘いオレンジをほんのりブレンドしてディフューズしていましたが、イランイランもマッチすることを知りました。入手してからほとんど使っていなかったイランイランでしたが、ターメリックにアクセントとして垂らしたら、かなり使いやすくなりました。イランイランはいい香りなのですが、単体で使うとちょっと自分にはきつかったのです。でも、ターメリックの苦さとイランイランの華やかさが混ざると、とてもバランスが取れた香りになります。

ターメリックは古代ハワイで、場を清めるために使われていたらしく、マナカードのティのカードにも描かれてます。アーユルヴェーダ的にはチャクラをクレンジングして、微細なエネルギーを浄化するらしいです。香りは頭で考えて選ぶというより、そのとき自分が欲したものを使っています。欲するのは下層チャクラにアプローチするものが多いです。

この秋は漢方の苦みとターメリックの苦みで、自分の中の余計なものを排出しつつ、養生したいと思います。


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森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。