雪のひとひら、ひらひら。

Naoyaです。

今日は二十四節気の20番目、小雪(しょうせつ)です。「こゆき」ではなく、「しょうせつ」と読みます。明日の23日から射手座のシーズンになります。北国や山間の地域ではそろそろ雪が降る頃。二十四節気では小雪と大雪(たいせつ 12月7日頃)という節気が続きますが、まさに冬が深まっていくという流れの時期です。

初雪に遭遇したときの感覚が好きです。雪が降りそうなときの空の色は独特で、雨が降りそうなときとは明らかに違うニュアンスです。キンと冷えた空気の中、いつの間にか灰色の空からひとひらひとひら、ひらひらと舞い降りてくる雪。スローモーションに感じるひととき。視線も心も奪われます。

僕は若い頃、旅行が嫌いだと公言していました。準備や後片づけ、移動が嫌いだからというのが理由でした。今、思うと非常につまらない理由ですが、マナカードを手に入れてから旅をする機会がどんどん増えました。自分の意思でというよりも、招かれて出る旅の連続でした。今では旅行が大好きです。

2011年、震災から3週間後に茨城の水戸に呼ばれたことから始まり、真っ青な海が美しい伊豆諸島の新島へ呼ばれました。ご縁があって宮城の松島へ呼ばれたこともありました。そこから自分のひらめきで京都へ行くようになり、その流れで伊勢や奈良、熊野に行くようになりました。

京都は春夏秋冬、すべての季節を訪れました。夏の暑さや冬の寒さが厳しい場所ですが、夏の京都も冬の京都もそれぞれに魅力があります。上賀茂神社を訪れたとき、雪が降ってきたことがありましたが、とても美しい光景でした。

とある冬、京都に滞在していたとき、大好きな鞍馬寺に行きました。時間があると必ず行っている場所なのですが、その日は一段と寒さが厳しく、天気は曇りでした。出町柳駅から叡山電車に乗って、山の奥の方へとどんどん進んでいくと、途中から雪が降り始めてきました。街の天気と山の天気の違いを体感しました。終点の鞍馬駅に着いたときには、薄っすらと積っていましたが、本殿を目指して山道を歩いて行きました。

本殿に到着してお参りをした後、ふと本殿の前から振り返ってみると、雪が小降りになっていて、薄日が射してきて、溶けた雪で濡れた石畳の大きな六芒星に反射していました。遠くの空には天使の梯子がかかっていて、ただでさえ神秘的な場所がさらに神秘的な雰囲気を増していました。写真を撮ったけど、写真では伝わり切らない場に宿った強いパワー、美しさ、そして言葉にできない不思議な何か。雪が降っていたので、本殿からさらに山の奥にある魔王殿を目指すかやめるか、一瞬迷ったのですが、まるで雪に導かれるように山道へ入っていきました。

雪が降り続く鞍馬の森の中。本殿には人がいたものの、見回してみると歩いているのは自分ひとりきり。雪が音を吸い込んでいるせいか、自分が歩いている音以外は何も聞こえないので、ひとりという状態がより強調されているかのように思えました。雪が降る山の中でただひとり。正直、ほんの少し怖さを感じました。

鞍馬は何度も訪れている場所ですが、初夏の頃とはまったく違っていて、冬の鞍馬は山や森の色を失くして見事なモノトーンでした。そこに、ただひたすら静かに柔らかく降り続く雪。非現実的な世界。魅力と畏怖は紙一重なんだと感じました。

650万年前、金星から護法魔王尊が地球に降り立った場所とされている魔王殿から貴船の方へ下山した後、貴船神社の本宮にお参りをしてから奥宮へ。奥宮は神秘的で独特な空気感があるパワーに満ちた場所ですが、雪によってさらに神秘的な雰囲気が増していました。雪は浄化力が強いなんていう話を聞いたことがありますが、雪によって清められて、本来持つパワーが際立っていたのかもしれません。

鞍馬は今年の台風による被害のため、最近、本殿までやっと行くことができるようになったそうですが、本殿から先の山の中には現在もまだ入ることができないそう。大杉権現社などは被害が酷いらしいです。一日も早く復旧することを心よりお祈りしています。


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