個人という自由
Maribrengaëlです。
静かな1月末です。年末年始の喧騒が終わった頃、ただただ寒くて誰も気に留めない時間が流れているようなこの雰囲気は嫌いではありません。お花見の頃までは予定が立て込むこともなく静かに自分自身に没頭できる雰囲気です。
すでに2020年から始まったとされる「風の時代」は、個人主義の時代と言われます。それまでの「土の時代」が集団主義と言えばわかりやすいかもしれません。「風の時代」はとにかく人それぞれです。人それぞれは、軸や価値観がそれぞれにないと成り立たないので、ある意味、あらゆることが個人にゆだねられる恐ろしい時代とも言えます。そして、それこそが長年私たちが求めてきた自由です。
風の星座の双子座、天秤座、水瓶座はひとりでいることが好きだと思います。それが、自由でいるという表現のひとつなので、恋人、友人、家族がいようとも、ひとりでいる時間を必ず持つようにしている、という人は多いのではないでしょうか。私は双子座で、人とわいわいやっているのも好きですが、同じくらいひとりで自由にしているのも好きです。誰の価値観に左右されず、支配されず、時間を自分の好きなものだけでオーガナイズする…気を使って誰かに合わせるのが嫌いなのも、その個人主義=自由ゆえなのだと思います。
個人主義は、集団の輪を乱すものではありません。自分個人も尊重されるように、他人の価値観も尊重します。「風の時代」になって、集団的な力や行動がよしとされなくなる、なくなっていく、のではなくて、あくまでも基本はそれぞれ独立した個人で、それが時に集まって集団になる、という形になっていくと思います。だからこそ、これまで支配のひとつでもあった同調圧力は、みるみる力を持たなくなるでしょう。
今回新月が起こる水瓶座は、集団の中で個人の力を発揮する星座です。集団の中だからこそ個性が際立つ、ということはよくありますが、「風の時代」はそれをネガティブには受け取りません。人と違うことは悪いことではない、それを表現することは自由。もうすぐ始まる冥王星水瓶座期は「風の時代」を加速させます。長年、自分自身を取り囲んでいた土の壁があるならば、今のうちから少しずつ壊しておくことをおすすめします。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 1/22 05:54 水瓶座新月です。
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