そして、またここから。
Naoyaです。
トンガの海底火山の大爆発、その影響による各地での津波や気圧の変化。それから、小惑星の地球接近。地球や宇宙規模での大きな変異が立て続けに起きつつ、その一方では、コロナウィルスが再び猛威を振るっている今日この頃。森羅万象とは英語に訳すと "the universe" になるわけですが、すべての物事が人間の意思やエゴでコントロールできるものじゃないんだよと、まるで宇宙の大いなる意思が声を挙げて語りかけているかのように思えます。人間の意思が関与しない、そして関与できないのが自然の営みというものです。
二十四節気は今日で最後の24番目の節気、大寒です。文字通り、一年でもっとも寒い時期。寒さで身も心も引き締まります。日本の季節の移ろいのサイクルが、これでまたひとつ終わりを迎えました。そして、今日から水瓶座のシーズンのスタートです。
4年前の大寒。この「森羅万象の聲」をプレオープンさせました。あくまでも「宇宙詠みチャート」の補足的なもので、Maribrengaëlさんとたったふたりだけの小さな小さなオウンドメディアという位置づけです。お互いのアンテナが独自にキャッチした季節の移ろいや匂い、空気感みたいなものを言葉で綴るというのがコンセプトです。
この「森羅万象の聲」は次の更新で、グランドオープンから5年目に突入となります。何の疑いもなく当たり前のように続いていますが、ささやかな「当たり前じゃないこと」がいくつも積み重なって、当たり前のように見えているだけだと感じています。そして、またここから当たり前のように「森羅万象の聲」は続いていくことと思います。
「森羅万象の聲」という名前は、一見とても壮大で仰々しいものに思えますが、ここでは宇宙規模の話も飛び出せば、超個人的な日常レベルの話も飛び出します。個人の日常も宇宙の営みの一部だからです。穏やかに丁寧に日々を過ごすこと、自分自身を大切にすること、他人との関係を互いに無理なく温和に成立させることは、宇宙の調和そのものだと思っています。自分から不必要な波風を立てたり、強欲で私利私欲ばかり先走らせたり、常に負の感情を抱え込んでいたり、他人を意図的に傷つけたりするのは、宇宙のリズムを乱していると言ってもいいかもしれません。地球や宇宙が大変な状況になっているからこそ、せめて私たちは心乱さずに、穏やかで健やかに過ごしたいものです。
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