魂のリゾート。

Naoyaです。

今日は二十四節気の12番目、大暑(たいしょ)です。

大暑は暑さがピークを迎える時期と言われていて、二十四節気はここで前半が終了です。そして大暑の今日から、十二星座の獅子座のシーズンが始まります。

本来であれば今頃は、オリンピックで盛り上がっているはずでしたが、延期になった今となっては、まるでオリンピック開催が嘘やフェイクニュースみたいにすら思えます。やけにリアルな寝起きの夢とか、時代遅れのファンタジーみたいな余韻を残しながら、ただひたすら刻々と静かに夏が過ぎ行くのを感じています。元々、浮かれ騒ぎが苦手なのです。

昨日の午前中、地元のスーパーへ買い物に行くとき。横断歩道で信号を待っていたら、太陽の光が横断歩道の白さに反射して、強烈な眩しさを感じました。どことなくぼんやりとして、輪郭がハッキリとしない梅雨の太陽ではあるけれど、反射した白い眩しさが、確実に今が夏であることを伝えていました。関東はまだ梅雨。奄美地方は、過去もっとも遅い梅雨明けを迎えたんだとか。今年は天気も日々の暮らしも、それから心もスッキリしません。でも、真っ白く反射した光の眩しさに、夏休みの宿題の絵を描き始める直前の、真っ白な画用紙のような無垢さに似たものを感じました。

この夏は、海や旅行に行く人は多くないかもしれません。楽しみにしていた計画を、残念ながら中止にする人もいるでしょう。僕自身は毎年、夏だからといって何か特別なことをするわけでもなく、旅行やヴァカンスに行くわけでもなく、あるいは友達もほとんどいないに等しいので、誰かと一緒に過ごすこともないため、いつもと変わらない夏ですが、今年はさらに地味に静かに過ごそうと思っています。

浮かれモードへの切り替え部分にブレーキがかけられて、全開になれずにもどかしさを感じさせる夏。仕方のない不可抗力。そんな中、積読状態の本たちを読んだり、サブスクで好きな音楽をたくさん聴いたりしながら、魂のリゾートを過ごそうと思ってます。

実際にどこかに出向くリゾートは、フィジカルな部分も存分に使っていて、楽しくリフレッシュできる反面、意外と疲れたりします。なので、精神的な部分や魂の領域を楽しませることを優先させようと思っているところです。ひとりで登山に出かけようかとも考えていますが、気づいたら凄い量になっていた積読の山を、読み倒したいと思っています。

それを名づけて、魂のリゾート。

焦って空回りしても仕方がありません。そのときの状況に応じて、最大限に着実に夏を楽しみましょう。

森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。