それでも春は巡り来る。

Naoyaです。

今日は二十四節気の4番目、春分です。春の中心となる節気。秋分と同じく、昼と夜が同じ長さになる日です。春のお彼岸の中日に当たります。だいぶ日が長くなってきていますが、ここから夏至に向けて昼の時間はさらに長くなって、どんどん光に満ちた季節になっていきます。

春分は牡羊座のシーズンの始まりでもあります。牡羊座は12星座の一番初めの星座。宇宙的には、ここからまた新たなサイクルが始まっていくのです。

暦では春の中心となる節気を迎えましたが、現実的にはまだ寒い日もあって、本格的な春というにはもうちょっと先という感じ。世の中は新型コロナウイルスの件がまだ収束しそうもありません。テレビやインターネットの余計な雑音を避けつつ、なるべく通常通りに暮らしているつもりでも、やはり気分はどことなくスッキリと晴れないのは正直なところ。

でも、近所で咲いている山桜や梅の花、川のほとりの一面の菜の花畑を見ると、世の中の人間のざわつきとは関係なく、粛々と季節は巡って来るんだよなと、ふと冷静になります。特に菜の花の鮮やかな黄色を見ると、モヤッとしたものが取り払われるようにハッと目が覚めます。春の色のイメージって、ピンク系を想像する人が多いと思うのですが、僕は黄色も春っぽい色だと思っています。菜の花とかミモザとか、目に映る黄色から春を感じ取ることがよくあります。冬の間、長く眠っていた感性がハッと目覚めるような鮮やかさ。チューリップは子どもの頃からずっと、黄色が大好きです。

何か嫌なことが気になり始めると、鬱々とそこに深入りしてしまうことってよくあると思います。そういうときに、鮮やかな色だとかハッとする香りで、狭く閉ざしてしまった世界から抜け出したり、気分を切り替えたり、モチベーションを上げたりするのはいい手段だと思います。色で言ったら鮮やかなオレンジとか黄色、俗に言うビタミンカラー。香りで言ったら柑橘系あたりでしょうか。ちなみに僕が最近よく使っているのはベルガモット。紅茶のアールグレイの香りづけの柑橘で、爽やかだけど微かにビターな香り。嗅ぐと光がスッと差し込んで来たように思えて、ハッと気持ちが切り替わります。ちなみに、ベルガモットは免疫力アップや情緒不安定にも効果があるんだとか。ふと使いたくなって何気に使っていたのですが、今この状況にピッタリでした。

目の前の出来事が変えようにも変えられないのなら、自分の捉え方を変えるしかない。改めて痛感しています。この春は、今可能なやり方で最大限に楽しもうと思っています。

森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。