2019年を黄昏る
Maribrengaëlです。
2019年ラストにして、金環日蝕です。(日本では部分日蝕)しかも14時過ぎから欠け始めた太陽がそのまま沈んでいくという「日没帯食」というやつです。どこかでは、欠けたまま沈む夕日がみられるかもしれません。私の家の近くの海岸でも、この時期南西に沈む夕日がすごくキレイに見られるのですが、そこで見ていることを考えるだけで(絶対に見ませんが…)頭が痛くなって顔がのぼせ上ってくるような気がします。2019年最後の新月…とても強烈です。
※山羊座新月や1年を通しての山羊座の影響についての動画は こちら
さて、宇宙詠み的には、この新月でこの1年が閉じます。どうだったでしょうか? 2020年へ続く、土台、基盤は出来上がったでしょうか?ことあるごとに言い続けていたこの言葉ですが最後になってそれが何であるか見えてきたひとも多いかもしれません。
山羊座は「土」のエレメントですが、この1年私も自分のフィールドを「こうか?それともここっちか?」と試行錯誤しながら耕してきたように思えます。このフィールドをこうしていきたいのならこの肥料でしょ、とか、この部分にこの花の種を植えたらいずれこんな風になるだろうなぁ、と想像してみたり。派手さはありませんが、納得しながら今自分ができることをやっていたように感じます。そのため、今この年末になって振り返っても、ある意味充実感しかありません。そこに色々育ってくるのは、2020年なのだから。
昨日、すごく久しぶりの元同僚からLINEが入ってきました。もちろん、頻繁に連絡を取る友人もいるけれど、その時々の生活によって大切な存在でも久しぶりになってしまう人がいます。彼女のLINEには「年末にしみじみして、一緒に働いていた頃を思い出してました…笑」と書いてありました。下手したら、約8年くらいは連絡とっていないかったかもしれませんが、私も彼女のことを思い出すことがあったので、たぶん同じような感覚なんだろうな、とうれしくなりました。
冬至を過ぎて、クリスマスを過ぎると特に、1年を走馬灯のように振り返ったり、懐かしい誰かを思い出したり、何か終わりゆく年を思い悲しいような淋しいようなそれでいて壮大で重厚さがあるような気分になると思います。まさに今、「年末トワイライトタイム」なのです。クリスマスでもない大晦日でもないお正月でもない時間がそこにはあります。この時期、なぜかCeltic Womanをよく聴くのですが、まさしくそんな壮大な気分になるのです。トワイライトタイムは、太陽が沈んだあとその光の反射で、空が赤紫色に染まり、やがて深い蒼に飲み込まれていく時間を表します。「逢魔が時」とも言いますね。ということは、この時間は1年を黄昏るための時間でもあるのかもしれません。今回は金環日蝕と共に始まるこの「年末トワイライトタイム」。大切に過ごして、2020年の日の出を迎えましょう。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 12/26 14:14 に新月(金環日蝕)となります。
★宇宙の空気感とタイミングを掴む。2020年版「宇宙詠みチャート」販売は12/27(金)まで。とうとうあと2日間の販売となりました。終わりの始まりであるこの山羊座新月は購入のタイミングとしても素晴らしいです。ぜひ2020年に生かせますように!
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