モノクロームの太陽。
Naoyaです。
今日は二十四節気の12番目、大暑(たいしょ)です。暑さがピークを迎える時期と言われていて、二十四節気はここで前半が終了です。
大暑は十二星座の獅子座の始まり。火の星座の季節が到来です。最近はオレンジのエッセンシャルオイルをよく使っています。オレンジのオイルは、獅子座の質を備えていると言われています。いいタイミングで無意識に欲していたみたいです。
この投稿を書いている時点では、関東はまだ梅雨。昨年の今頃はすでに梅雨が明けていて、夏真っ盛りでしたが、今年はすっきりしない天気がずっと続いています。今週、関東は梅雨が明けるかもしれないというニュースをさっき目にしましたが、さてどうなるのでしょうか。九州などでは記録的な大雨で、大変な状況の方もいらっしゃるかと思います。ご無事をお祈りいたします。
水槽の中を彷徨っているかのように、湿度がかなり高めな日々。オレンジの香りは、そんな鬱々とした気分を一瞬にして消し去って、モチベーションを高めてくれる華やかさがあります。
数日前の黄昏時、電車に乗りながら外を眺めていたら、不思議な美しさの夕空でした。
前日は雨だったものの、その日は晴れ。湿った街のビルの向こうの雲の感じや傾いている夕陽を見ているうちに、ふとSadeの「Cherish The Day」が聴きたくなりました。Spotifyで探したら、ライヴヴァージョンがあったのでそれをチョイス。
この曲のPVはニューヨークのビルの屋上で、Sadeのヴォーカルのシャーデー・アデュがギターを弾いているモノクロの映像なのですが、合間合間で空が映し出されます。そのとき車窓から見ている空が、PVの中に出てくる空を彷彿とさせました。モノクロなので、実際にはどんな色の空なのかわからないですが、色を失った空気感や世界観が似ているように思えたのです。
ライヴヴァージョンなので、観客の声が淡々としたあの楽曲に秘められた火種を煽って、燠火のような熱っぽさをジワジワと湛えているようにも思えました。
帰宅してから、ライヴの映像を見つけたのですが、モノクロの摩天楼の映像をバックに、モノトーンの衣装を着たバンドメンバーたちに囲まれて、ひとり真っ赤なドレスを着て、艶かしく動いて歌うシャーデー・アデュ。静かに燃える焔そのものに思えました。彼女が山羊座なのは知っていましたが、かつてジャマイカでスピード違反をして、パトカーに追われてカーチェイスまがいなことをした末、警察に捕まったときに悪態をついたというのを聞いたことがあり、火の要素が影響してるんじゃないかと調べたら、月星座は見事に火の星座、牡羊座でした。
この梅雨が明けたら、どんな夏になるのでしょうか。暑さは苦手だけど、早く梅雨が終わって欲しいところです。まぁ、梅雨が明けて夏になっても、海水浴に行くことも花火大会に行くことも、キャンプやバーベキューをすることもないのですが。
夏めいた雰囲気がないまま迎えた夏の最後の節気。ジュニパーベリーの熱めのお茶を飲みながら、半ば夏をあきらめたような気分になっています。ちなみに、意味深なシャワーは浴びていません。
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