空の瞳
Maribrengaëlです。
ここ近年で一番悲壮感があった冬至前。それは2012年だったと思います。スピリチュアル界隈では、「アセンション(次元上昇)」とか言われていたあの頃。私は、それについては詳しくはないのですが、「その頃大変だった。」という人も多いのではないでしょうか。その頃と今を比較すると、ずいぶん力強く遠くまで歩んできた自分が浮かびあがると思います。色んなことが手探りだった時代を経て、その頃と比べたら、人生の輪郭がくっきりとしているのではないでしょうか。写真はいつかの冬至の太陽。まさに「空の瞳」。
今は2018年。なのに、懐かしすぎるBirdさんの「SOULS」が流れています。よくクラブで遊んだ朝帰りの時に聴いた歌。始めの歌詞で「太陽は夕日のベールに…」と言っているのに、もはやずっと私には早朝の太陽のイメージしかありませんでした。ですが、時を経て、今では冬至の太陽のことを歌っているように思えます。そんな、12月下旬、16:00。
冬至とか夏至というのは、私にとってすごく「太陽」を意識する時でもあります。特に冬至の太陽はクリアで静かに美しい。一番夜が長い日だから、反対に言えば、太陽が空に出ているのも一番短い日。だからこその貴重な太陽の光。0地点。その直後に、毎年新月か満月があって、宇宙の節目のピークはクリスマス前に終わるんです。だからこそ、何となくズレている感覚がするクリスマス。特に、近年、「全然クリスマスって感覚がしなかった~!」という人が多いのも、無自覚にみんな宇宙的感覚のほうが冴えてきているのかな、と思ったりもします。今年はさらにそれが進むような気さえ。「クリスマスイブは恋人同士の日」という刷り込みも時代遅れになっているように。特に、文化が基本にあるのでもなく、クリスマスを取って付けたような薄っぺらいイベントとしてしか扱ってこなかったここ日本では、ね。
今年は、本日が「蟹座の満月」となります。2018年は、1/2の「蟹座の満月」で始まり、本日の「蟹座の満月」で終わる、という蟹座の1年だったのです。感情や住処について考え、自分の奥底の本音と対峙。そんな領域に対して、何か受け取るものがありそうです。すでに、気持ちが2019年へ向いている人も多いと思いますが、「2018年に得たもの」の確認もしてみて下さい。物ではなく、心に何か得た人もいると思います。蟹座の年、ですからね。
冬至、満月と続いて、感情的に揺れやすくなっている人もいると思います。特に、パーティーシーズンはその対比として孤独を感じやすいとも言えます。コンビニで流れてくる稲垣潤一さんの「クリスマスキャロルの頃には」の悲壮感に負けないよう(笑)、暖かい家でおいしいものでも食べて、自分が好きなことをするために贅沢に時間を使ってみて下さい。ただ、ぐっすり眠るでもよいと思います。「クリスマスはこうでなきゃいけない。」という謎の思い込みや煽りも時代遅れ。節目を過ぎてゆっくりする日でもいいのでは。もちろん、大切な人とでも、ひとりでも。
Les Chronovoyageurs...
※ 日本時間12/23 2:50 に満月となります。
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