今、森羅万象が投げかけること
Maribrengaëlです。
2022年も残りわずかとなりました。私のパソコンごしには大きな窓があって、いつもふとした時に巡る季節を眺めています。最近まで大きな芙蓉の花が窓いっっぱいに揺れていたと思っていたのですが、いつの間にか姿を消し、今は葉が落ちた細い木の枝が、焦げ茶色のレースのように見えています。
つくづくこの冬至頃の空気感が好きです。東京から静岡に引っ越してより季節をしっかりと感じられる生活になったせいか、今ますます研ぎ澄まされた冬至のエネルギーを感じています。静かで力強く、暗黒の中に一筋の光が差し込んでくるような。ここからまた陽が長くなっていくなんて、まさにHappy winter solstice! ではないかと。
季節をじっくり感じるようになって、私たちを取り巻く森羅万象はいつでもヒントを投げかけてくれていることを、よく理解できるようになりました。東京で忙しく働いている時も、余裕がない時ほど散歩をするようにしていたのは、無意識に森羅万象からそれをキャッチするためだったかもしれません。いつもは見過ごしてしまうような私たちを取り巻くものの中にこそ、気づかなければいけないことがあるからです。
物質的な土の時代が終わり、本格的な風の時代の幕開けが近い今、真理はいつもわかりにくいところにあります。目で見える形で示されたりしないからです。だから私たちは、慎重に観察し、見抜かなければいけません。そして、そのために必要なのは客観視です。今はどんな時代でこれからどんな時代になるのか、どんな雰囲気の世界になるのか、そんな客観的な視点をわかりやすくするために作ってきたのが、宇宙詠みチャートでもあります。「こんな時代になるから、私、今のままではだめですよね」「こんな雰囲気の世界になるなら、今こそこうするべきですよね」と、客観視から入っていくと、色々なことが見えてきた結果、個人でやるべきこともおのずとわかってきたりします。
昔、忙しい日々の中で欠かさなかった散歩も、世間の雰囲気を感じとったり、季節の移ろいを感じたり、空気の匂いの変化に気づいたり、自分以外の情報をキャッチして、その結果、大きな決断や行動のきっかけとなったことが多々ありました。森羅万象から真理を掴めるのは、そのような本当にある時ふとしたタイミングだと思います。そのためには、自分以外のものに目を向け、しっかりと感じておく必要があります。
冬至を過ぎ、山羊座新月が起こる今、私たちは1年で一番研ぎ澄まされているでしょう。今こそ、自分に向かって投げかけられている森羅万象からのヒントをキャッチしてみてください。キャッチしようとしてもできるものではないので、まずは無心になれることをやってみることが大切です。私のように何も考えずに散歩してみるのもよし、本を読む、料理をつくるのもいいと思います。2022年は山羊座新月で始まり山羊座新月で終わる年。遡ってみると、1/3の山羊座新月もまた同じテーマで書いていました。
森羅万象は人知れず、何を投げかけているのでしょうか。感じてみてください。それこそが、森羅万象の聲を聴くということです。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 12/23 19:18 山羊座新月です。
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