皆既月蝕 〜火と風の決起集会〜
Maribrengaëlです。
今日から「森羅万象の聲(しんらばんしょうのこえ)」がグランドオープンしました。ここでは、ブログともtwitterとも違う“記事”というスタンスで投稿していきます。寝る前の静かな時間、ゆっくりと読んで頂けるようなメディアとなりますよう、私たちも楽しく書いていきますね。よろしくお願いします。
今日は、宇宙ではちょっと派手な「決起集会」が行われるため、今年のポイントデー第1日目に選ばせてもらった日です。まず、なんと言っても、獅子座というエネルギッシュな火の星座の位置で「皆既月蝕」を携えた満月が起こります。
古代文明ではそもそも、「皆既月蝕」=不吉とされてきました。それもそのはず、いつもは燦々と輝いて夜の闇を照らしてくれるはずの月が、おどろおどろしい血の色に染まり、その形を変えるのだから…。インカ文明では、ジャガーが月を食べてしまったので血の色に染まっている…と信じられ、それが自分たちのところにやってこないように武器を持って一晩中警戒したのだそうです。また、これが「悪魔」だったり「蛇」だったりする文明もありました。とにかく、古代人にとって「皆既月蝕」は不吉だったのです。
でも、今はどうでしょう。科学的に、月と地球と太陽が一直線上に並ぶ日、というのがわかっています。月が地球の影の影響を受けるだけで欠けるわけではなく、「そう見えるだけ」なのです。
月は火の星座獅子座の位置に、地球をはさみ、太陽は正反対の風の星座水瓶座の位置にあります。地球上で空を見上げる私たちには、どちらの影響も降り注ぎ、なおかつ、皆既月蝕によって「見かけ」の部分の真実が浮き彫りになる、というなんとも特別な日、ということです。
私はこの日を、「2018年の目標設定日」としました。それを、なぜ「火と風の決起集会」と呼んでいるかというと、獅子座にある満月の火、射手座にある火星の火、それが水瓶座にある太陽の風によって煽られ、燃え盛る炎となるからです。火と風が集まって、さぁ、いくぞ!と「烽火」を上げるような日、ということ。1月頭から、今年はどうしようか、と色々試行錯誤してきたと思いますが、ここらへんで揺るがないものを「設定」してみてください。その炎は、きっと一年を通じて燃え続ける道標となります。そして、この日を境に、世界の空気がガラっと変わるのも感じてみてください。
これと同じ「スーパーブルーブラッドムーン」は152年前の1866年にも起こったそうです。その翌年、大政奉還が起こり、明治時代が始まりました。来年、天皇陛下の生前退位が予定されていますね。つまりはそういうレベルの話です。
今月は1/2の蟹座の満月に続き、二度目の満月ということで、ブルームーンとも呼ばれますが、そこで皆既月蝕が起こるため特別に「スーパーブルーブラッドムーン」とも呼ばれるそうです。ただ、皆既月蝕が血の色に見えるというのは、地球の大気に接触した太陽の赤い光が屈折して正面にある月を照らすから、だそうです。夕焼けや朝焼けと同じ原理です。月が血を流しているわけではありません。これも「見かけ」なのです。
皆既月蝕の声に耳をすまして「見かけ」ではない、目標や願いを掲げてください。もはやそれを「隠せない」時代になっている…そんな「聲」も遠くから聞こえる気がします。
Les Chronovoyageurs...
0コメント