ココロヲモヤセ
Maribrengaëlです。
毎年この時期にある獅子座満月は、私にとってその年のエンジンを本格的にかけるタイミングです。本調子の稼働という意味で、です。MC獅子座の人だからかもしれませんが、オリンピックの聖火のようにトップに「火」が灯るような感覚があります。
最近よく伊豆にトリップしているのですが(静岡県在住者です)、前回訪れた時は伊豆高原に滞在していて、大室山の火口を歩く「お鉢巡り」というのをしてきました。伊豆高原には何度も行ってますが、いつも大室山は近くから、遠くから眺めるだけ。リフトに乗って火口を歩くことは一度もしてきませんでした。大室山は標高580mの単性火山で、約4000年前に噴火して以来もう噴火はしないと考えられています。スコリア丘と呼ばれるきれいな円錐台形をしているので、そういえば東伊豆を訪れた時この山を見たことがある!という人も多いと思います。夏は緑色の草に覆われて、まるで抹茶プリンのような見た目になります。
この「お鉢巡り」ですが、なんとなく軽い気持ちでやってみたものの結構キワキワの火口を歩けてびっくりしました。それに、そこからはまるでハワイか?と思えるほどの景色。私たちが滞在していた伊豆高原一帯、大室山が噴火した時に流れ出た溶岩流の上にできているそうです。ということは、この辺一帯は「火の大地」ということ。その時、惑星がずっと「火」の星座にひとつもない状態が続いていたので、ふと「火」のエネルギーをチャージしに行ったのかな、とも思えました。
火土風水の4つのエレメントは、どれが不足してもバランスが崩れます。例えば、「火」のエネルギーが足りない時は、なんかぱっとしない…という日々を送ったり、行動する意欲や元気が湧いてこなかったりします。私は、「火」の成分も多めの人なので、そんな気分になる時は、無意識に富士山などの火山の近くを訪れたり、キャンドルを焚いたり、焚火の動画を大画面で流していたりします。
現在、北京2022オリンピックが行われています。私の中で「火」のアスリートと言えば、フィギュアスケートの羽生結弦選手です。子どもの頃から、フィギュアスケートに対しての「火」を燃やし続けることは、並大抵のことではないでしょう。消えそうになっても、自らが燃料を投下して、これまで何とか燃やし続けてきたのだと思います。でも、今回の彼に見たのは、これまでのごうごうと燃え滾る「火」ではなく、それはそれは美しく儚く燃える「火」でした。今後、消えてしまうのか、消してしまうのか、心機一転再び火をおこすのかはわかりませんが、偶然にも今回の獅子座満月は彼の火星の真上に輝くので、彼にもこれからの道しるべとなる「火」が灯されるような気がしています。獅子座の火星持つ人はとても粘り強いですしね。私も「火」のエネルギーを灯して、心を燃やしてまいります。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 2/17 1:58 獅子座満月となります。
★写真は私が大室山火口から撮ったものです。
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