これまでとこれからの分岐点。
Naoyaです。
今日は二十四節気の21番目、大雪(たいせつ)です。12/5に茨城の水戸で初雪が観測されたそうで、関東の気象台で初雪が観測されるのは今シーズン初だそうです。
最近「風の時代」というワードを頻繁に耳にしたり目にしたりする人もいると思いますが、時代が今、大きく切り替わっていくときを迎えています。昨年はちょうどこの時期、京都に行くところでしたが、今年は事情も事情なので地元で静かに過ごしています。
個人に関係する社会に対して影響をもたらす木星と土星という惑星は、20 年に一度ぴったり重なります。この現象をグレートコンジャンクションと言います。今までの約250 年間のグレートコンジャンクションはほぼ、牡牛座、乙女座、山羊座という土の星座のいずれかで繰り返し起こってきました。この期間を「土の時代」と呼んでいます。
ですが、2020年冬至の翌日12/22 のグレートコンジャンクションは水瓶座という風の星座で起こります。そしてここからの約200 年間は、双子座、天秤座、水瓶座という風の星座のいずれかで起こり、「風の時代」へと切り替わっていくということです。「土の時代」は物質社会、物理主義、常識や安定が尊重される時代でしたが、「風の時代」は精神主義、思考力、自由さが尊重される時代と言われているため、まったく質が異なります。だからこそ、切り替らざるをえないような出来事、不具合がここ最近いろいろと起きています。社会レベルでも、個人レベルでも。どう折り合いをつけて調整していくのかは、すべて自分次第。古いやり方や考えにすがって、それが絶対的なものだと盲信している人、変えることができない頑なな人にとっては、非常に辛い時代の流れに差し掛かっていると思います。
今までのやり方や捉え方の角度をちょっと変えるだけで済むこともあれば、まったく新しい発想が必要になることもあるでしょう。もちろん生かした方がいい「土の時代」のやり方や考え方もあります。すべてを一掃する必要はなく、かといって古いやり方に固執もしない。変えるべきところと変えなくていいところの見極めが、今とても必要になっていると思います。
「風の時代」を生き抜いていくために必要なものはいろいろありますが、僕の中では柔軟な想像力が大切なカギのひとつになると思っています。自分の言動によって、ちょっと先の未来はどうなるのか?自分の立場や状況はこんな感じだけど、他人の立場や状況はどんな感じなのか?昔の型や既存のフォーマットにガチガチにはめることなく、柔軟に想像を膨らませてみる。さまざまなシチュエーションやタイミングで、そういった想像力がすでに必要とされつつありますが、今後はさらに必要とされていくでしょう。
この頃夕方の日の入りはとても早く、気づけば次の節気は冬至です。季節のもっとも深い場所へとどんどん潜っていくようなイメージ。一年の中で一番闇が極まりつつある領域に辿り着いた今、これまでとこれからの分岐点に立っているように感じます。闇はすべての終わりの終着点であり、始まりの寸前のポイントでもあります。
多くの人がこれからのことに目が行きがちですが、これまでのことも拾い上げて振り返ってみることこそ、これからのヒントやきっかけになると思っています。
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