ブルームーンの謎めき

Maribrengaëlです。

今日の満月は10月二度目の満月で、ブルームーンと呼ばれるものです。さらに今年は2020年の満月の中で最小になるマイクロムーンでもあるんだとか。そしてハロウィンにも重なり、まぁなかなかないタイミングにはなるのではないでしょうか。

最近、NASAから月面の太陽光の当たる部分にも水ががあることが発表されました。月の裏側には水が存在することはすでに知られていましたが、今回は「地球から見える部分に」なのです。この水はどのようにできて、どのようにしてここにとどまっているかはまだわかりませんが、宇宙空間である月の表面にそれがあることをは、あらゆる可能性があることを私たちに示しているのでした。

月というのは占星学的には、潜在意識、感情そのものという目には見えない部分を司っています。その人の月星座を見た時、表面上にうかがい知れる部分よりも深いところにリーチできた気がしますし、私たちが人と深い関係になっていく時は必ず、月星座の質をお互いに全面に出して関わっていると思います。それに、実際に月にはまだ私たちの知らないことがたくさんあるように、私たちの心にも自分の知らない自分がいて、相手の心にもまだ見ぬ相手がいるのだと思います。だからこそ、自分の心や相手の心にわからない部分があってもそれは当然だと思うのです。

新月、満月、月蝕に、古代の人間は感情を揺さぶられることをわかっていました。だからこそそれを恐れました。感情が揺さぶられるとまだ見ぬ自分や誰かが出てくることを本能的に知っていました。そのくらい私たちの心を支配しているのがこの月なのです。

私たちの心のように、月の謎がすべて解明されることはないでしょう。むしろ、解明しなくてもいいこともあるのかもしれません。それと同じように、自分や誰かの心にも謎のままでしておく部分があってもいいと思います。もしそれで心が軽くなったならば、そっとそのままにしておきましょう。月の謎には触れるべからず、です。

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 10/31 23:50 牡牛座満月となります。

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宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。