ポジティヴな太陽であれ

Maribrengaëlです。

それにしても暑いですね。いかがお過ごしですか?まさに、太陽の申し子 獅子座の季節らしく日本では猛暑続きですが、この季節ももう少しで終わりです。本日の獅子座新月が、色のない花火のようにこの季節を打ち上げます。

獅子座を考える時、近くにいる獅子座の人のことを想像してみると一番わかりやすいでしょう。どんな場所にいても主役のような輝きを放っていたり、自分の強みをわかっているため自己表現が上手な人であると思います。もちろん、実際に有名で目立つ存在として、女王や王様のように君臨する人もいます。例えば、海外で言うとマドンナやジェニファー・ロペスは納得中の納得。ミック・ジャガー(The Rolling Stones)やアーノルド・シュワルツェネッガーもそうなんだそうです。日本では、タモリさんや中居正広さん、ダルビッシュ有さんなど。さかなクンも魚界では唯一無二の存在として納得できるところです。最大出力で自己表現をしているような方です。このように、自己表現する力に恵まれていたり、目をひく華やかさがあったり、自信に満ちていたり、ポジティヴな力のイメージが強い獅子座ですが、その力がネガティヴに出ることももちろんあります。そして、それは手がつけられないほど強烈だったりします。獅子座の守護惑星は太陽で、エレメントは「火」ですが、様々なものを照らし恵みをもたらす半面、エネルギーが暴走すれば惑星ごと焼き尽くして飲み込むほどのパワーを持っているものです。獅子座も同じような存在である、ということです。

マドンナはまさにアメリカのショービズ界に長年女王様のように君臨していますが、最近はコンサートの度重なるドタキャンに長年のファンも愛想をつかし始めているそうな。日本でも、開演時間が大幅に遅らせたり、取材を数分で切り上げてしまったり色々あったというニュースも見掛けました。どれも彼女の健康への不安だったり、モチベーションの問題とのことですが多くの人を巻き込んでも自己を貫くというのは、獅子座のネガティヴな面としてよくあることだと思います。マドンナの場合は、「マドンナだから仕方ないという空気になり周囲が許してしまっているのも悪い」と言っている海外のコメンテーターもいました。身近なところでいうと、私の母も獅子座なのですが、台風が接近しているからダメだと言っているのに無理やり父に車を出させて遠出して見事に帰れなくなったことがある、という話を聞きました。それを聞き入れる父も父だと思いますが、母だから仕方ないという空気がそこにも存在していたのではないかと…汗

獅子座は行動パターンでいうと不動宮の星座です。とてもこだわりや信念があってそれを確立することを目指していきます。そのため、「自分の言うことは絶対」という思いが無意識に存在しています。だからこそ、よほどのことがない限り自分の非を認めなかったり、謝ったりもしません。そして、多くの人を巻き込んでもケロっとしているところがあります。獅子座の人は、信念を貫くあまり単なる自己中になっていないか、獅子座を相手にする人は、飲み込まれる覚悟を持って接することも大切ですが、時には横暴さや暴走を指摘することも必要なのでは。

今日8/19は獅子座新月です。どの星座にとっても自己表現はとても大切な時ですが、それを優先するあまり自己中心的になっていないか、独りよがりになっていないかは確認してみる必要がありそうです。

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 8/19 11:23 獅子座新月となります。

森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。