水のバランス。

Naoyaです。

今日は二十四節気の11番目、小暑(しょうしょ)です。そろそろ梅雨が明けて、暑さが本格的になる頃と言われています。小暑もしくは大暑から立秋までの間が暑中で、暑中見舞いはこの期間内に送ります。

昨年の今頃の東京は梅雨が明けていましたが、今年はまだ梅雨の最中。ちょっと前、東海地方では水不足によってダムの貯水量がゼロになったことをニュースで見かけましたが、一方、鹿児島では大雨による災害が起きていて、とても心配していました。これから台風のシーズンが本格化しますが、大きな被害が出ないことを祈ります。

小暑は7月7日頃とされていますが、今年の小暑はちょうど7月7日、七夕の日です。七夕は五節句のひとつです。牽牛星と職女星が一年に一度出会う伝説や、手芸や裁縫などが上達するように、牽牛星と職女星を祀って祈念するという、中国で生まれた風習が日本に伝わって広まったと言われています。

七夕は本来、旧暦の7月7日、太陽暦でいうと8月初めの初秋の行事とされています。今年は8月7日が旧暦七夕に当たります。現在は太陽暦の7月7日に行うところがほとんどですが、この時期はほとんどが梅雨のため、星空が見られないことの方が多いです。星空といえば、熊野で見た星空はとにかく凄かったです。平衡感覚が狂いそうになるほど、ちょっと怖くなるくらい無数の星。都会だとなかなかお目にかかれない天の川も普通に現れます。

日本の夏はとにかく湿度が高いです。今、気温はそれほど高くないですが、高い湿度によって体力を奪われる感じがしています。天気予報で98%なんていう湿度の数値を目の当たりにすると、体感以上の余計な蒸し暑さを感じます。僕は体の中の余計な水分を排出するために、トウモロコシやさくらんぼを食べたり、ジュニパーベリーのエッセンシャルオイルを使ったり、ジュニパーベリーの温かいハーブティーを飲んでます。

ジュニパーベリーとは、セイヨウネズという低木の針葉樹に実る果実を乾燥させたスパイス。お酒のジンの香りづけに使われるものです。青色のワックス質に覆われた紫っぽい黒い実。浄化力が強く、水分バランスを整えてくれるので、むくみ解消やリンパの流れを整えたり、動脈硬化、腎の働きに効果があるのだとか。特にその効果を求めて使い始めたわけではなくて、何となく気になってインスピレーションで使い始めて、効能を調べてみたら今のシーズンにピッタリのものでした。

そこにオレンジのオイルも併せて使ってモチベーションをアップさせたりしています。ちなみにオレンジは獅子座の性質のオイルなのだそう。獅子座の質をちょっと先取りという感じでしょうか。あとはヒノキのオイルを使ってリラックスしてみたり。ヒノキは湿度に強いと言われてます。これもまさに今のシーズンにピッタリ。昨年末のベチバーのオイルのときみたいにひらめきや直感で選ぶと、ちゃんと必要なものが手元にやって来るんだなと思ってます。

降り注ぐ雨の水、命を支えるダムの水、そして自分の体内を流れる水。少なすぎてもダメだし、多すぎてもダメ。いろんな水を目の当たりにしながら、ここでもバランスの大切さを痛感しています。

ちょっとした工夫で蒸し暑さを解消して、涼しく過ごしてみてください。


森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。