無風状態。

Naoyaです。

春一番が吹いて暖かな春を思わせたら、また寒さが戻りました。サウナの後の冷水のようなコントラスト。暖かさと寒さを繰り返しながら、徐々に春になっていくところです。このくらいの時期、鼻の奥がツンとするときがあるんです。冬の終わりからしてくる春の匂いというか、木が芽吹いている香りというか。どこからともなく漂う花の香りと混ざり合う感じがとても好き。自転車を漕ぎながら、そんなものをふと感じるとちょっと嬉しい気持ちになります。

今日は二十四節気の2番目の節気、雨水です。冬の凍てついた氷や雪が解けて流れ始めるとき。暖かくなってくることで、雪が雨へと変わっていきます。大地は潤い植物が芽吹き、動物たちも活動を始めていく頃となりました。そして魚座のシーズンに突入しました。今年はオリンピックがあるので閏年ということで、2月は29日まであるんですよね。

冬の間、夜ごはんのおかずを考えることやつくることが面倒なときは、常夜鍋にしてしまうことがとても多いです。春菊や小松菜、白菜などの葉物野菜と木綿豆腐、豚バラを出汁で煮てポン酢醤油でいただいた後、ご飯を入れて汁を吸わせながら牡蠣出汁醤油で味を整え、溶き玉子で雑炊にするという定番のシークエンス。まぁ、料理をつくることは嫌いじゃないけど、何をつくろうか考えるというのが面倒になることがしばしばあって、そうなると常夜鍋にしてしまいます。葉物野菜を変えるだけでも、ヴァリエーションになりますしね。

最近は着る服を考えることも面倒になっていて、昨年の夏は同じ白Tシャツを何枚も入手して、それを順々に着ていたくらいなんです。お洒落することは好きですし、パッと決まればいいのですが、考えて選ぶのが本当に煩わしいと思っているくらいです。

家で配信の映画を観るときもそう。観るものや観たいものが決まっていればいいのですが、考えて選ぶのは本当に面倒で、考え始めてはまりそうなときは過去に観た映画を観直すとか、何も観ないなんてこともちょくちょくあります。

僕は、物事を選ぶときは基本的に迷わないタイプです。買い物で何を買うかや外食のメニューは即決できます。考えることに時間を要するのが年々面倒になってきていて、考えるのが長くなりそうだなと思ったときには、スパッと断ち切ってやめてしまうのです。無駄にうだうだと考えていても仕方がない、考えていても生産性がないなと思うと、考えるのをすぐにやめてしまいます。

若い頃はいろんなことを常に考えていました。まったく生産性のないことでもずっと考えていたし、むしろ、考えたままでいることに陶酔していた感じ。思い悩むというのともちょっと違っていて、常に何かしらを頭の中のまな板に乗せて、それをこねくり回していたようでした。

最近は無駄に考えることに飽きてしまった感じです。もちろん、考えなくてはならないことは真剣に考えますが、とても集中するのでかなり短時間で終わってしまいます。

冥王星が水瓶座へ移動して、来年は天王星が双子座へ移動して、どんどん「風の時代」が進行していきますが、風の星座生まれの自分にとって、なるべく無駄な風や不必要な風を自分の中に吹かせたくないし、そういう風を取り込みたくない、巻き込まれたくないと思っているところです。

森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。