カオスに意識の境界線を
Maribrengaëlです。
昨日から家近くの川でカエルが鳴き始めました。数年前まではカジカガエルが美しい声で鳴いていて、さすが静岡…!と思ったのですが、ここ数年はぱったりいなくなってしまいました。カエルって不思議なもので、ある日を境に一斉に鳴き始めて、ある日を境に一匹たりとも鳴かなくなるんですよね。何かカエルにだけ感じられる微細な空気の変化があるのでしょう。まだ梅雨は続きそうですが、昨日本物の夏がやってきたんだな、と感じています。
湿気の多い時期を過ごしていると、いつの間にか気分がモヤモヤしがちになります。2023年の夏至図には夢と想像力の惑星海王星が効いていたので、この梅雨時期だけでなくこれからしばらくモヤモヤには注意してほしいのですが、それにあたり、私が大切だと感じていることを書こうと思います。それは、「意識的になることを増やしたほうがいい」ということです。海王星は無意識を拡大させます。なんとなく、漠然と…そんな言葉をよく使っているならなおさら要注意なのですが、逆を言えば、今の時代、無意識やありのままでいると大変なことが増えてくるということです。
例えば、疲れていると感じたら休みを意識的に取り入れる、というのもそうです。そんな当たり前のこと?と感じる人もいると思いますが、それすら意識的やらなければいけない時代だと思います。疲れたら休もうという「ありのまま」では、疲れているのかもわからなくなってしまうのです。また、特にインターネット上で好奇心が刺激されるニュースを追っかけすぎてしまうのも、意識的にセーブしたほうがいいでしょう。気づいたら情報疲弊してしまいます。無意識が拡大されると、「気づいたらそうなっていた」ということが増えてきます。だからこそ、そこで軌道修正するためにもしっかりとした意識を持たなければいけません。その意識は、時代に蔓延している混沌から、きっと私たちを守ってくれます。
数年前にありのままの~という歌が流行りましたが、「ありのままの自分になりましょう」という解放の時代であり、一方では「ありのまま」では危険な時代になりました。これだけ「ありのまま」が大好きな私も、わざわざ意識的にやっていることは多々あります。一昔前では「不自然さ」として毛嫌いしていたことでしょう。でも、そういうことが今とても大事だと強く感じています。意識するということはまずその前に自覚しなければなりません。つまり、自覚することから逃げてはいけないということです。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 7/3 20:40 山羊座満月となります。
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