逆行火星を持つ男
Maribrengaëlです。
最近、雨上がりのすごく空気が澄んだ夜があって、南の空を眺めたところ、赤く炎のように光る星がありました。「火星」です。古代人はこの血のように光る星をみて、ローマ神話の戦いの神の名「Mars(マルス)」と呼びました。火星は、地球のひとつ外側を回っている惑星で、今では探査機を導入して移住計画も進められているほど、地球に近い環境を持つ惑星と言われています。
この火星ですが、6/27から約2年ぶりに逆行中。戦いの神の名前が付けられるほどなので、「スポーツ」に大影響を及ぼす惑星として有名なのですが…そう、現在、サッカーのワールドカップが開催されていますね。なんと、グループリーグ最終戦~決勝トーナメントは、ばっちりこの「逆行期間」に入ってるんです…!このことから、強豪国が一筋縄ではいかないワールドカップになる…と早々に詠んできました。日本は、コロンビア戦の劇的な勝利、セネガル戦の決死のドローで、監督交代などのトラブルはなんのその、予想を裏切る快進撃を続けています。
でもここで私が一番びっくりしたのは、ある選手が生まれながらにしてこの「逆行火星」を持っていたこと。それは本田圭佑選手です。やはり彼は持ってますね。そして、彼の考え方とか風変りな部分も納得出来ました。火星逆行時に生まれた人は、「どうして、そんな風に考えるの?」という思考の持ち主。逆転の発想とか、奇想天外な発案が得意です。やはり彼もそうで、幾多の壁を、その「思考」で乗り越えてきました。2010年、2014年も火星が逆行した年ではありますが、共にワールドカップ前に逆行を終えています。今回初めて、逆行期間が重なりました。ということから、彼が生まれながらに持った力を発揮できるかもしれません。それは彼自身ではなくても、彼が他の選手に伝授したことでも実を結びそうです。海王星も逆行しているので、この大会中、ワールドカップを夢見ていた幼き自分も思い出しているでしょう。どうか、そんな過去の自分からのメッセージに耳を澄ましてほしい、と願っています。力をくれるはず。さて、どうなるか。
この火星、なんと7/31には地球に大接近します。地球から5759万キロメートルというかなり近い距離となります。これは15年ぶりのことです。今の時期でも22時頃には南東の低い位置に赤く光を放っている火星ですが、この時は簡易的な望遠鏡を持っていれば、その表面の様子まで観察できるそうです。次回の大接近は2035年となります。
本日は「山羊座の満月」ですね。是非、サッカー観戦前には、空を見上げて、満月と南東の空にある赤い星、火星に決勝トーナメント進出を願って下さいね。逆行火星を持つ男、本田圭佑選手がいれば大丈夫!
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 6/28 13:54 に満月となります。
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