休息のエネルギー

Maribrengaëlです。

今、土星や冥王星が星座を変え、変容の激しい時代に突入しているのですが、色々なメッセージや動画でも必ずといいほど言っているのが「疲れたら休もう」ということです。こんな当たり前のことがよしとされない時代を私たちはずーっと突っ走ってきました。もちろん、そんなことを言っても状況が状況だから休めない、そういう人も多いでしょう。確かにそうです。でもせめて、その範囲内で自分をしっかりと休ませることを意識することが大切です。必要以上にがんばりすぎないでください。がんばったらうまくいく、という思い込みを捨ててください。これはけして不真面目になりなさい、がんばらない人になりなさいと言っているのではなく、そんなバランスが今、必要だからです。

とうとう始まった冥王星水瓶座期は、これまでの冥王星山羊座期で培った基盤がモノを言います。そのひとつが自分自身の体（健康）です。何をするにも健康な体があってこそですが、時にそれを人は忘れてしまいます。冥王星水瓶座期と共に本格始動した風の時代は、精神的な時代と言われていますが、それを最大限生かすために必要なのはその前の時代で培った物質的なものとのバランスだと思っています。入院・手術を必要とする深刻な病気ではななくとも、だるくて調子が悪い、気分がすぐれない、ぐっすり眠れない、ホルモンバランスが乱れているetc…とほとんどの人が感じているでしょう。まずはそれを、出来る範囲内でいいので整えることが大切です。後回しにしないで、体のメンテナンスとチェック（健康診断など）を最優先させてください。それが、この変容の激しい時代を乗り切っていく基本です。

休む、休息する…というと、何が思いつくでしょうか。質のいい睡眠をとることだ、という人もいれば、旅行に行くなど好きなことをして精神的にリフレッシュすることだ、という人もいると思います。地球の古代人たちには休息にもエネルギーがあるという考えがありました。休息とは何もエネルギーが発されていないことではなく何もしていないのではない、ということです。眠っているのは神と交信しているからだと考えた民族もいれば、苦しみの多い世界で祭りなどを楽しむことを休息と捉えた民族もいたそうです。そこで生まれた休息のエネルギーをどう使うか、ということです。何も生み出していないのではありません。それは、現代人である私たちにも当てはまることです。

今回の天秤座満月は、まさに休息の度数で起こります。ふと疲れているな、がんばりすぎているな、と感じていたら優先して自分なりの休息をとってください。休息によってエネルギーが生まれると考えたら、罪悪感はふとどこかへ飛んでいくでしょう。新しい時代、まずはそこからです。

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 4/6 13:36 天秤座満月となります。

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