意図的な流れ。

Naoyaです。

朝。欠かさず外で軽く体操をするのですが、肌寒いというよりもすっかり寒くなりました。でも、そんな冬の朝は嫌いではありません。

今日は二十四節気の20番目、小雪です。北国や山間の地域ではそろそろ雪が降る頃、という意味。そして今日から射手座のシーズンが始まります。二十四節気では冬のタームとなっていますが、まだ秋という認識で捉えている人もいるかもしれません。でも、空気は冬の匂いがしています。

最近は前にも増して、周りが騒がしいなと思っています。世の中の動きもそうですが、自分の周囲の人間もどことなくザワザワしている感じ。忙しいからとか、自分の欲求を実現したいからとか、それぞれの人の我欲を目の当たりにすることが多い気がしています。僕自身はずっとマイペースなモードでのやり繰りが確立してしまっているので、そういったざわついた外の世界を、ただ静かに傍観しているだけ。自分がやるべき日々のミッションをこなしつつ、好きな映画を観て、音楽を聴いて、食べたいものや飲みたいものを食べて飲んでという感じ。外の世界とは隔離されたような、まったく違うサイクルがそこに存在します。一切巻き込まれないよう回避すること、自分からそこに飛び込まないことが大切だと思っています。

これからさらにリセットする力や切り替える力が大切になっていくと思います。外の世界を見ているととても騒がしくて、すべての物事がどんどん複雑化していくばかり。簡素化されるものもありますが、それは簡素化しなくていいのにというものが、味気ないほどに簡素化されていて、それによってコントラストが生じてしまい、複雑化するものがより際立って見えてしまいます。複雑化でのメリットは少なくて、ネガティヴな作用をもたらすことの方が多いんじゃないかと僕は思ってしまうのですが、そういったネガティヴな気持ちをいかにずっと引きずらないかが大切だと思います。

先日整体の先生からシャワーで済ませるのではなくて、もっと湯船に浸かるようにと言われました。それもリセットするためのプロセスです。できれば自宅の浴槽ではなく、銭湯や温泉のお湯に浸かるようにとのこと。言われてすぐに、近所の大きな銭湯へ出向きました。実は僕の地元は黒いお湯が出る温泉地でもあるのです。広々としたたっぷりのお湯に浸かり、塩サウナに入っているうちに、いつしか心身がリセットされていました。ネガティヴなものはもちろんですが、ポジティヴなことですら自分の中に留めずに、どんどん流してしまいます。イメージはストロー。自分自身がストローになったイメージで、すべての物事が自分の中を通過してどんどん流れていくような感じです。何も残さない、何も留めない。自分は変わらずそこに存在しながらも、さまざまな物事を流していくことが大切だなと痛感しています。

これからどんどん冬が深まっていきます。日の入りの時刻もだいぶ早まってきました。冬は身も心も閉鎖的になりがちだから、流れが滞りやすくなるかと思います。そういう時期だからこそ、リセットしながら自分の中に意図的な流れをつくることが必要なんじゃないでしょうか。

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森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。