月のリズムは宇宙のリズム

Maribrengaëlです。

すっかり秋が深まってきました。満月に向かう月の横で光る土星や木星を見ながら、そういえば、11月頭の満月が1年で一番美しかったことを思い出しました。今でも鮮明に覚えているくらい思い出深い満月と言えば、私にとってほとんどがこの11月頭の満月です。今回は、皆既月蝕となり、20時頃、日本のほとんどの地域から欠ける月が見られるでしょう。

ところで、私の宇宙詠みのベースとなっているのは、この月のリズムです。天文学の視点から見てみると、この月のリズムは宇宙のリズムそのものだからです。なぜ地球の衛星として月ができたのか、月はなぜ地球に同じ面しか見せないのか、月のサイズはなぜ太陽とほぼ同じに見えるのかも、引力や距離、惑星のサイクルから紐解くとすべては偶然ではなく必然だということがわかります。月は私たちに一番身近な場所から、宇宙のリズムを伝えてくれているのです。

一番わかりやすいのは、新月の日に何かを初めて、満月の日に達成する(ようにもっていく)というリズムです。自分の太陽星座や月星座の場所まで加味すると、さらにその精度は上がります。私たちそれぞれが生まれた時の惑星の位置も、すべては偶然ではないからです。新月・満月、月蝕⇔日蝕を繋げた「蝕のトンネル」の期間などを気にするだけで、そのリズムに乗れてくると思います。きれいだなーとただ眺めている月も、私たちに対してたくさんの生きるヒントを与えてくれているのです。

地球に対して、月ほどの大きさがある衛星が出来たのはいまだに謎なんだそうですが、それすらも私は必然だと思っています。地球には月(サイズの衛星)が必要だったからです。そして、太陽とほぼ同じサイズに見える必要もあった…すべては宇宙の必然です。宇宙のリズムというと漠然としすぎて怪しさ満点に感じることもあると思いますが、私の話している宇宙は、規則正しい必然的なリズムで今このときも現実的に動いてるものです。それを、根拠は説明はできないけれど…という感覚で感じ取っている人がいるのも事実です。

今、自分の周囲にいる人、幸せな関係も楽しい関係もつらい関係も苦しい関係もすべて必然の中で出逢っています。役割が終われば離れていきます。だからこそ、変わらないことはありません。まるで惑星探査機のスイングバイのようですが、それに逆らってしまうと、リズムが不自然になって最終的に行きつくべき場所に行きつかなくなってしまいます。不自然な執着やコントロールを手放すことは、まさに宇宙のリズムに逆らわないということです。

Les Chronovoyageurs...

※日本時間 11/8 20:03 牡牛座満月となります。

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森羅万象の聲 The Voice of The Universe

宇宙詠みのMaribrengaëlとスピリチュアルカウンセラーのNaoyaの共同運営による情報発信のメディア。惑星の動きや配置、星座、移ろう季節の空気感。ここではそういったつかみどころがなくて見過ごしがちな、だけどとても大切なことを、読みものや現実的に役立つ情報として発信していきます。