この惑星の意図。
Naoyaです。
今日は二十四節気の11番目、小暑です。暦の上ではこの辺りのタイミングで梅雨が明けて、暑さが本格的になる頃と言われています。小暑あるいは大暑から立秋までの間を暑中と呼び、暑中見舞いはこの期間内に送ります。そして、7月7日は七夕でもあります。
今年は気づいたら、小暑を待たずに梅雨があっという間に明けてました。え?もうおしまい?って感じの呆気なさ。観測至上最短の梅雨だったそうです。今は台風の影響で天気が崩れつつも、ひたすら暑いだけの日々。かと思うと、予測不能なゲリラ豪雨。夕立みたいな風情なんてこれっぽちもない雑なだけの土砂降り。クレイジーサマー。個人的にはもうちょっとだけしっとりとした梅雨が続いて、一過性ではないもっと根本的な潤いが欲しかったなぁと思っています。
梅雨が短ければ短いで、あーだこーだ言う人がいるし、長ければ長いであーだこーだ言う人がいて、じゃあ、程よい梅雨の期間の長さってどのくらいなんだよって思います。季節は毎年必ずきっちりと同じではありませんが、温暖化などの影響で地球上の気候は明らかに変わってきているのを感じます。僕はそれも、この地球という惑星(ほし)の意図だと解釈しています。
考えてみたら、僕が小学生の頃に我が家で使っていたクーラーは、今のものより性能がもっと荒削りだったので、室外機から放出される熱の量も相当だったと思います。そして、気づけばパソコンだのスマホだのがひとり1台という時代になり、地球上での気温が上昇するアイテムがどんどん生まれています。会社で使っていたMacの熱量が半端なくて、冷却機を備えている人もいました。夏はMacで社内の熱が上昇するので、空調でガンガンに冷やされていました。そうなると、室外機からの熱量も凄いことに。放熱と冷却の妙な関係性。なんだか悪循環だなぁと思います。南極の氷が溶けているのも、我々の生活とまったく関係ないとは言えないと思えてきます。
と、地球環境を語るみたいな話をしてしまいましたが、そういった変化もこの惑星(ほし)の意図なのでしょう。地球という惑星自体が持つ本来の意図と、そこに棲んでいる我々人間を含む生命の意図、それが入り混じったのがこの惑星(ほし)の意図だと思っています。昔はエコだの省エネだの、ちょっと前ならロハスだの、最近はSDGsだのと時代の移り変わりと共に地球環境の問題に対する意識は表現を変えていますが、基本的なテーマは同じだと思います。我々が無理をすることなく心身共に健康で、継続できるような環境への配慮はしていたいと常に思っています。省くべきところと、省いてはいけないところのバランスの見極めをしつつ、この惑星(ほし)の意図が間違った方向へ行かないようにしたいところです。
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