梅雨のない夏
Maribrengaëlです。
梅雨が明けしました。記憶の中でも絶対に最速。長い夏になりそうです。夏好きの私としてはうれしい…と言いたいところですが、最近の夏は気温と湿度が高すぎて熱中症の危険あり、電力不足や水不足のおそれもあり、素直に喜べません。おまけに、猛暑の中、日本でも竜巻が起きたり、ゲリラ豪雨に線状降水帯…など、異常気象と呼べるものが具体的に起こるようになってきました。異常と言えば、「梅雨明け」ともなると、家の周辺では一世に蝉が鳴きだすのですが、今はしーーーんと静まり返っています。蝉の鳴かない梅雨明け…そんな夏がかつてあったでしょうか。
先を詠む仕事をしているので、最近では「今って何年の何月だっけ?」となることもしばしば。セッションなどの傍ら、それぞれの季節の中にいる自分たちを想像、体感しながら2023年の宇宙詠みチャートを作成しているので、我に返って「え、梅雨明け???」となるわけです。この夏、星座のエレメント的にも火の勢力が強いというのはわかっていましたが、まさか蟹座新月の頃にこの気候とは、1年前の私は想像できませんでした。もしかしたら、四季それぞれを想像するというのも、そのうち実際の空気感とは合わなくなってくるのかもしれない、とさえ感じます。
未来の自分を想像する時、そこには季節があります。何かを達成している自分を想像するとき、どの季節がしっくりくるのか。数年前、静岡へ引っ越して仕事を始める時、私のイメージの中でそれをしているのは、春の空気感でした。だからこそ、迷いなく引っ越すのは春、と決心して、そのスケジュールに向かって進みました。もちろん、宇宙詠みチャートを参考に細かい日程などを決めましたが。でも、その春の空気感も、これから数年のうちに変わってしまうのかもしれません。いつもの春が来ず、異常に寒いのか、暑いのか、私たちも臨機応変さが試される気がします。「いつもはこうなのに!」というものが変化していくのは、2023年3月に来たる冥王星水瓶座期の足音を感じさせます。
毎年、庭にあるメダカの池にカエルがやってきます。梅雨の間共存して、梅雨明けと共にどこかへと帰ってしまうのですが、今年は二週間くらいでどこかへいなくなってしまいました。と思っていたらニュースで梅雨明けの報。いつもとは違っても、野生の勘で行動したのかも…。私たちもそういうところがこれから試されそうです。野生の勘、か。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 6/29 11:53 蟹座新月となります。
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