宇宙で詠む五月病
Maribrengaëlです。
緑あふれる牡牛座の季節はとても大好きです。バリバリに会社員として働いている頃、長めの連休で一番好きなのもゴールデンウィーク(以下GW)でした。天気もいいし、寒くなく暑くなく、お盆や新年のように親戚へのあいさつ回りにも時間を取られない、フリーな気分で一番開放的に楽しめる連休だからです。でも一番終わってしまうのが怖かったのもGWでした。それから梅雨に突入しお盆休みまでノンストップ。しかも4月にあった真新しい始まりの雰囲気は一掃され、どこもかしこも本気モード。先が思いやられる…という遠い目で仕事をスタートしていた気がします。
この時期よく聞く「五月病」。だるい、やる気が出ない、憂鬱、会社に行くのが怖い…これは4月に起きた環境変化のストレスが、いよいよ体に現れてくるタイミングに発症するものと言われます。特にGWで連休になると、張りつめていた糸がぷつんと切れてしまって、連休明けには元に戻れなくなってしまうとか。友人の会社でも、GW後に新入社員が数名出社しなかったことがあったそうです。(新入社員じゃなくとも「会社いきたくなーい」となりますもんね…)その「五月病」を宇宙詠み的な視点から考察してみました。
特にパーソナルな惑星は、この時期牡牛座から双子座に移動していきます。4月頃は牡羊座の季節なので、なんとかフレッシュな勢いで乗り切れたりしてきたことが、牡牛座の季節になると忍耐と継続、という雰囲気になってきます。そして、その牡牛座から惑星が移動していく先は、楽しさを求めて生きる双子座です。GW後というのは、牡牛座の季節が後半に差し掛かっていくときなので、さわやかで心地いい季節とは裏腹に忍耐のときとなります。牡牛座は不動宮で耐えて継続するという力を持っている星座だからです。そしてそんな中、楽しさと自由を求める双子座にパーソナルに効く惑星たちがいち早く移動していくと、「こんなに耐えて何になるんだ。もっと楽しく生きたい」「自由になりたい」など、という気持ちが生まれやすくなってきます。でも、本当の意味での双子座の楽しさや自由さというのは、牡牛座の忍耐や継続の次にやってくるものです。惑星という文字のごとく、星に惑わされず、忍耐と継続にキツさを感じていても、5月下旬に太陽が双子座入りするタイミングまでは耐えてみることをおすすめします。やがて、その感じ方や状況が変わってくるでしょう。牡牛座には「心地よさ」という意味がありますが、それはラクすることや逃げた先にあるものではなく、忍耐と継続の先に獲得できるまたは気づける上質な状態にあるものだと思います。特にその「五月病」的な症状の原因が今の一時的な気分ではないならば、早めに行動することは大切ですが、一時的なものならばこの忍耐と継続の季節を超えることで見えてくる新しい景色もある、ということが言いたいのです。
今、まさにGWが終わり、「自分の人生これでいいのか」と感じて遠い目になってしまっている…という人も多いと思います。でも今は牡牛座による忍耐と継続のレッスンのとき。そしてこの雰囲気がずっと続くこともありません。そう考えるとちょっと気分が晴れましたか?心配しなくても、楽しさはこれからやってきます。もし、双子座の季節になってもそれがまったくないと感じるもののみ、そこを去る決断をしたほうがよいでしょう。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 5/12 04:01 牡牛座新月 となります。
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