Kiyomi Hasegawa

記事一覧(20)

感情に正直な星座のもとに

Maribrengaël です。”好きなことを仕事にする” ひと昔前は、「そんなことでお金が稼げるわけないだろう。」「いやなことをやってこそお金がもらえるんだ。」「お金を取るか好きを取るか。」という謎の世間の声がありましたね。あと謎の罪悪感、とか。やるべきことをしないで、いつかの大成功を目指して好きなことばかりやっている「夢追い人」のイメージがあったからでしょうか。でも今言っているのは、”好きなことをする”のではなく、”好きなことを仕事にする”という話です。好きなことを経済が回せる仕事にして、生活をより豊かにする、ということ。だから、「好きだけは稼げない。」という言葉はちょっと見当はずれなのです。「好き。」の力はすごいです。恋愛など人間関係ではもちろん、それはコトに対しても。ただ、「好き。」でも楽しいだけではありません。時にはものすごい努力をしたり、不安定な思いもしなければいけないですからね。それが”好きなことをする”、のと”好きなことを仕事にする”の違いです。”好きなことをする”ニュアンスでいると、必ず挫折します。「こんなにゆる~く自由に働いています!好きなことを仕事にするって最高♡」っていう人も、必ず見えない場所ではしっかり”仕事”してますからね。本人がそれを意識しているかはわかりませんが…。また、中途半端に好きだったり、流行や雰囲気に乗っているだけのフェイクな「好き。」も失敗します。そのへんは恋愛の好きも一緒!だからこそ、心からの本気の「好き。」は強大なので、毎日「仕事が嫌だ。」と言いながら、うだつの上がらないことをやっているよりも、いずれお金を稼げるようになる確率は断然高いのです。だからこそ、その力を、頭から否定してほしくないし、可能性を探ってほしい。そんなことこそ、“好きなことを仕事にする”第一歩なのでは。もちろん、その形は、好きなことが出来そうな企業への転職でも、個人事業でも、なんでもいいんです。という話をしているのは、今日が蠍座の新月なのと、幸せの惑星木星が蠍座から出ていくタイミングだから。蠍座って口で何か言っていても、感情に一番正直な星座だと思っています。私のまわりでも、だからこそ、「好き。」の分野で力を発揮して、大活躍している友人が多い!そして、もちろんみんな「仕事」として成り立っています。だから今日は、シンプルに自分の「好きなこと。」について考えてみましょう。もう、“好きなことを仕事にする”ということに対しての謎の罪悪感は消えましたよね?Les Chronovoyageurs...※ 日本時間11/8 1:03 に新月となります。★「2019年版 宇宙詠みチャート」販売開始。詳細はこちら★宇宙詠み×マナカードコラボセッション/ 田中泰延さんを迎えてのイベント「ビジネスにも生かせる占星学 宇宙詠みチャートで読み解く2018年と2019年」詳細はここちら

“豊か”な時代へ

Maribrengaëlです。ここ数年、「豊かさ」ってすごく響く言葉だと思っているんです。人間関係の豊かさ、お金の豊かさ、健康の豊かさ、時間の豊かさ、自然の豊かさ、など。その豊かさを考えると、ちょっと心がほっとしたり、ほぐれたりしませんか?そして、今それがなければ、「ほしい…!」と切実なまでに感じると思います。「豊かさ」っていい言葉ですよね。00年代から、ずっと物質的な時代が続いてきましたが、2011年以降、「自分たちは無駄なものを持ちすぎているわりに、必要なものは持っていない。」ということに無意識に気づいてきたはずです。そしてそれが「豊か」とはかけ離れていることも。天王星が牡羊座に移動すると共に起こった東日本大震災は、「当たり前の大切さ」というメッセージを強烈に放ち、その後起こった「断捨離/ミニマリストブーム」では、無駄なものを排除して身軽なろう、という動きが始まりました。(ちなみに、”断捨離依存症”も同時に問題となりましたが、それは心に捨てるものがたくさんあった例です。捨てるべきは、目に見えるものだけではないのです。)一方、特に天王星牡羊座期のラスト3年である2015年以降、最後の膿出しのように「インスタ映え」という言葉が流行して、「フェイクの豊かさ」も表面化しましたね。このちぐはぐな一連の動き。それだけ、「本当の豊かさ」に飢えていたのではないか、と思うんです。私にもありました。無意識にですけど、2015年以降特に、その時の自分の周波数に合っていないものは捨ててきました。数年前の自分がお気に入りだった服が出てきた時に、その頃よく使っていた柔軟剤の匂いが染みついていて、オエっとなったんですね。その頃のいやな思い出がフラッシュバックしたのもありますが、同時に今の自分とは周波数がまったく違うんだな、ということもよくわかりました。そんなものをたくさん持っているよりも、今の自分の周波数に合った質のいいものを少量持っていればいい、と。たくさんあるだけが豊かさじゃなくて、必要かどうかってすごく重要だってこと。2018年に天王星が約8年ぶりに移動して天王星牡牛座期となりました。5月のことです。そして、今回牡牛座で満月が起こります。「豊かさ」について、もう一度じっくり考えましょう。あなたにとって、豊かさとは何?そして、この次の約7年間は、いよいよ「本当の豊かさ」を時代が理解していきます。それは個々に感じることこそ豊かさであり、誰か基準ではありません。フェイクは必ず暴かれます。なぜなら「本当の豊かさ」ではないからです。Les Chronovoyageurs...※ 日本時間10/25 1:46 に満月となります。「2019年度 宇宙詠みチャート」販売開始しました。詳細はこちら

陰と陽のコントラスト

Maribrengaëlです。天秤座の季節も後半になってくると、ぐっと「夜」の方向に傾いてきます。昼はすっきりとした清々しい気温で空が高く天気が良い日が多いけれど、17時を過ぎてくるとぐっと夕闇が濃くなり気温も下がり風も冷たく…天秤座の季節は、このように陰と陽のコントラストを強くはっきりと感じることが多いと思います。「普段は平気なのに、秋はなぜか孤独を感じる…」という人が多いのもそのためです。コントラスト、です。光が強ければ影がくっきりと表れるのと同じです。この前、「私、なんでもいい方向に考えるし悩むことがないんです。」という人に会いました。会ったというか、知人の知人で偶然話すことになっただけなのですが。話せば話すほど、私は「この人大丈夫か…?汗」と思うとともに、そこにネガティブの必要性を強く感じたのでした。ネガティブを感じると落ち込んだり、悲しさ、哀しさ、怒りが収まらなかったり、まったく気分の良いものではないので、こんな感情がなかったらどんなに楽か…と思いますよね。でも、こんなに色々な感情があるのも人間として生まれているからです。もし、それを恐れてしまいポジティブしかない世界を作り上げてしまっているとしたら、生きることを放棄しているのと同じ、だと私には思えます。私が「悟り否定派」なのもきっとそこからきているのだと思います。もちろん、ネガティブが良いというわけではないですが、すべてはバランス。例え、この秋の空気感に孤独を感じてしまう、それでなくても、なんだかネガティブなことを考えてしまう…という人がいたら、それを慌てて取り繕うことはないし恐れる必要もありません。苦手な感情とゆっくり対面してみると、そこに新しい発見がきっとあるでしょう。今日は天秤座の新月です。思い当たる節のある人は、ぜひご対面してみて下さい。それがバランスをリセットに繋がりますよ。どちらにせよ、偏りはダメなのです。最近旅していたラオスは一年を通して,最高気温が25℃~35℃とほぼ常夏なので、秋の夕暮れも日本のような切なさは皆無。と同時に、日本の季節が持つコントラストの強さもあらためて実感したのでした。これも素晴らしいバランスなのでは?ならば秋、色んな意味で楽しむしか。Les Chronovoyageurs... ※日本時間 10/9 12:47 に新月となります。

行きたい時に行きたい場所へ

Maribrengaëlです。9月上旬からタイとラオスを旅しています。今、友人の住むラオスのサワンナケートという田舎で、これを書いています。タイトルは、何年も前から私が目標にしていた言葉。「行きたい時に行きたい場所へ」。何とも風のエレメント(双子座)らしいでしょ。東京で15年近くギチギチに働いていると、時間的余裕もなく、日々やらなくてはいけないことだらけで、またそれに経済的なこともついて回るので、出来ることは制限されてしまう。この「制限」というのは、もちろん必要な部分もたくさんあるのですが、風のエレメント(双子座)の私にとってはとても苦手な部分なのです。特に「行きたい時に行きたい場所へ行く。」というのは、色々な要素をクリアしなければ出来ない事。時間、経済関連、心と身体の健康etc そのすべてをクリアして辿り着いた今なのだと旅の間中ずっと感じています。かつては、こんなこと夢のまた夢と思っていた時期もあったのですが、本気で目指すか、目指さないか、分岐点はただそれだけだったと思います。「旅」といっても、私にとっては自分探しの旅でもないし、何かを忘れるための旅でもないし、何かを祝うための旅でもない。悟りを開くための旅でもない(雑念いっぱいなので…汗)「行きたい。行こう。」と思った時に行けた旅。ただそれだけです。でも、それが出来たことが何よりも私の着地点であったような気がしています。今、タイのバンコク→プーケット島→ピピ島→ラオスのルアンパバーン→ヴィエンチャン→サワンナケートと移動してきました。面白い体験もたくさんしてきたので、これについてはこれからゆっくり書いていこうと思っています。友人の家といえども、まだ旅の途中、ですしね。じっくり、じっくり。是非、楽しみにしていて下さい。今日は、「牡羊座の満月」です。牡羊座は私の月星座。自分でなるほど、と思いながら、昨日ラオスの首都ヴィエンチャンで、少しまだ楕円形の月を眺めていました。雨季を超えてきたメコン川の上空でそれはとってもキレイに輝いていました。そうそう、ヴィエンチャンは「月の都」とも呼ばれているんです。牡羊座は、12星座最初の星座で、そして、宇宙の節目である秋分の直後…ということで、またここから、新しく始まっていくことがきっとたくさんあるでしょう。火のエレメントの牡羊座らしく、この先に向けて心に何かしらの炎を灯してみて下さい。もしかしたら私が「行きたい時に行きたい場所へ」という目標を設定した時も、いつかの牡羊座の満月だったかも…?Les Chronovoyageurs...  ※日本時間 9/25 11:53 に満月となります。

秋風とアイスクリーム

Maribrengaëlです。ある年の9月、友達と私はそれぞれ自分に起こった夏の出来事を話しながら、渋谷から原宿方面へ明治通りを歩いていました。昼間は残暑が厳しくてまだ夏って感じだったのに、意表をつくほど夕闇が到来する時間が早くなって、吹いてくる風が明らかに秋。「あー!これ完全に夏終わったわー」という声に振り向くと、友達の足元にはべちゃっとつぶれたアイスクリーム。確か、タワーレコード渋谷店と同じ並びにあったハーゲンダッツで買ったものだと思います。余熱の残るアスファルトにみるみる溶けて、「ほんとだね。終わっちゃったねー!」と泣き笑いしていたそんな夏の終わり。そんな「夏の終わり」を感じる瞬間って本当ささいなことだと思うんです。その年、友達が落としたアイスクリームが見事に私たちに夏をあきらめさせたけれど、これからもきっと「雲が高い」とか「ホットコーヒーがおいしい」とかきっとそんな些細なことが知らせてくれるはず。季節だけじゃなくて、大きな変化が起きた時こそ、その合図はさりげなく何気ないことだ、と私は思っています。安室奈美恵さんが引退するまであと数日。デビュー以来、時代の先頭を常に突っ走ってきた彼女が引退するのは世間的にみてもかなり衝撃的な出来事。彼女は乙女座で、本来であれば、人に干渉されない場所で自由に暮らしたい、必要あれば人と関わるけれど、必要がなければ最小限の人物と関われればいい、と考える人です。もちろん、この仕事をしている間もその「最低限のサンクチュアリ」は自分なりに守ってきた人であると思いますが、公でいることは、ファンへの想いと努力の結果がそうさせていたのだと思いますし、いよいよそこの終着点を見極めて、彼女本来の人生を豊かにしていく方向にシフトしていくのだろうなぁ、と感じます。インタビューを読むところ、「引退する」というのは、数年前から心にはあった、とのことですが、具体的に誕生日の2018年9月18日に引退、と決定したのも、(大人の事情はあるにせよ)後押ししたのはきっと、さりげなく何気ないことだろうと思うのです。もし、今、何かを決断できずにいる、とか、何かの指標が欲しいと思っているのであれば、何気ないところに注目してみて下さい。きっと森羅万象が合図を送っているはず。それを受け取るか、受け取らないか、ただそれだけなのです。Les Chronovoyageurs... ※日本時間 9/10 3:02 に新月となります。

東京は愛せど、なんでもある

 Maribrengaëlです。最近、「移住」についての記事をよく見かけます。特に、自分の故郷とは全く関わりのない場所へ移住する人、移住先を探している人、それが海外である人も多いです。なぜか、地方から東京、大阪などの大首都圏へ引っ越すのは「移住」とは呼ばないような気がします。これはあくまで私の価値観ですけどね。「移住」というのは私はひとつの「削ぎ落し」だと思っています。地方から上京する時は、「得よう」という気持ちが多いけれど、どこかへ移住する時は、「不必要なものを捨てよう」という気持ちのほうが大きい。そういう意味での「削ぎ落し」。物質的に、感情的に飽和状態になることで息苦しくなった人たちが、街ごと断捨離をしている。一部は違うとしても、そういう人がこのムーブメントを作っているのかな、と感じます。私は東京に20年くらい住んでいて、今年の4月に地元の静岡市に引っ越しましたが、東京は今でも大好きです。都心のマンションに長く住んでいたので、周囲には某デパート、24Hのドラッグストア、大手コンビニエンスストア全種、各種飲食店、病院、何でもありました。都内のどこからもタクシー圏内かつ電車もバスも10分以内のインターバルで走っているようなところ。一晩中街は明るいし人も歩いているから逆に安全。長年住んでも、行ったことのないところが尽きない、素晴らしい人たちにも多く出逢える大好きな都市、東京です。私にとって、椎名林檎さんの『丸の内サディスティック』の歌詞にあるような、”東京は愛せど、なんにもない”ではありませんでした。いつの間にか何もかもがある第二のふるさとのような存在になっていました。大好きな人たちはもちろん、週末になると終電で集合だった渋谷、仕事をがんばった中野や原宿、飲み歩いた新宿や代々木他、挨拶してくれる街の人が増えた居住区周辺 etc  でも、その間も東京にあるものはないけれど、ないものもある地元の素晴らしい部分にも気づいていました。今は静岡に引っ越して4か月。もちろん東京で慣れ親しんだ生活とはまるで違うのですが、繋がってる縁はもちろんそのままですし、あって便利だけどなくてもいいのかな、という曖昧な部分が一気に削ぎ落された気がします。そこに入ってくるのは、過去の自分が見過ごしていたものや、自分がこの地にいなかった間に培われたものだったりしています。きっと、地元でもない場所に移住する方はこれがさらに多方面に向かって研ぎ澄まされるのではないでしょうか。「得る」時代から「手放す」時代へ。それもまた、新しい「得る」形なのかもしれませんが…。今日は魚座の満月です。魚座は「同じ海」に居すぎてしまうと、息苦しくなってしまいます。魚をイメージして下さい。やはり、水が濁ってきたら、餌がなくなってしまったら、移動しないと生きていけないですよね。魚座の持つ水は「7つの海の水」とよくお伝えしますが、住む場所をいくつか変えてこそ、自分らしく生きられるところがあります。私の友人の魚座を思い出してみると、Mは新潟から東京を経由して京都へ、Hは東京から千葉を経由して福岡へ、Aは静岡から沖縄、北海道、神奈川を経由して再度静岡へ、色々場所を変えています。そんな彼女たちは、今とても自分らしく輝いていて、かつて色々なことで悩んでいた頃の面影はありません。それは海王星♆が魚座に入っている時代だから?とも思います。人一倍他人に優しい魚座が幸せなのがとてもうれしいですし、やっぱり「海」は変えないとね、と強く実感します。もし、あなたが魚座で閉鎖的な状況で苦しんでいるのなら、住む場所を変えることを真剣に考えて下さい。そして、うっすら「移住」を考えてきた人、魚座の満月はドリーミーな自分からの脱出しなさい、というメッセージを投げかけていますが、それは「諦めなさい」という意味ではなく、「実現しなさい」という意味です。Les Chronovoyageurs...  ※日本時間 8/26 20:57 に満月となります。

なぜ夏はノスタルジックなのか

Maribrengaëlです。8月に入ると庭の百日紅(サルスベリ)の木が濃いピンク色の花を付けます。この木は、柏葉幸子さん作の児童文学「霧のむこうのふしぎな町」が大好きな私が、ずーっと昔に植えたもの。本の中で、主人公のリナが夏休みを過ごすことになったお屋敷の庭に咲いていたのが、この百日紅でした。お盆休みになると、帰省や避暑地に向かう車窓から、庭先で空に向かって咲くこの花を目にする人も多いと思います。そして、びっくりすることに、暑ければ暑いほど元気になるんですよね百日紅って。そういうところ、とてもこの季節の星座、獅子座に似ていると思います。とにかくエネルギーに満ち溢れている。サラリとすごいことをやってしまうのに、あまり自分では認識していないところとかも。この「霧のむこう~」の主人公リナもそんな女の子で私のイメージ的には獅子座の女の子。まあ、彼女が夏休みをその町で過ごす中、「お誕生日」というシーンは出てこないですが。ビクビクしながらも最終的に肝がすわっていてやり遂げるところがまさにそうだな、と。ところで、夏ってノスタルジックで時間軸が交錯する感覚があると思いませんか?特に8月のこの「お盆」に向かっていく時期。思い出の多い季節だからなのかもしれませんが、この感覚は日本独特のものだと思います。 「霧の谷へ行きたいんすが。」リナが聞いても地元の人は一同に「知らない」「もしかして廃村になったところじゃない?」などと言います。ただトラクターに乗った通りすがりのおじいさんだけが、「同じように、同い年くらいの男の子を乗せたことがある」と言います。それがリナの父なんですけどね。そしてその男の子にしたように「神社のところで降ろすから、その横の道を登って行きなさい。」と伝えます。リナが父から預かったピエロの柄のついた傘が風で飛ばされてしまい、追いかけた先で洋館立ち並ぶ不思議な町を発見します。そこで、突然一風変わった人たちと過ごす夏休みが始まります。 子どもの頃、なぜだか私も近くの神社の脇の道を登っていったらこの町を見つけられるんじゃないか、と思うほどリアリティがありました。現代のアニメーションでも、この季節を舞台としているものが多いのはファンタジーの中にリアリティを持たせるためだ、ということを聞いたことがあります。誰でもこの夏の空気感は体感しているためリアリティを感じやすいと。この時期日本では、広島・長崎の原爆の日、太平洋戦争の終戦の日という「戦争」に纏わる祈りの念、お盆という今は亡き人々への鎮魂の念などが強くなります。都会からは帰省する人は、懐かしい人に会い、昔の自分に思いを馳せるでしょう。それによって街角や道路や公園や山や畑や林や神社など、都会でも田舎でもあちこちに残された記憶や思いがザワザワと動き出します。それによって、過去と今が交錯する。私は、夏が放つノスタルジックな空気はこれから出来ていると思っています。様々な場所に残されたものが祈りや思いに反応するというか。あくまで、私の考えですが。もちろん、「霧のむこう~」はフィクションの単なる児童文学ですが、この時期そういう「説明できないもの」とリンクする可能性が高まる独特な期間というのは、実際そうだと思います。日常の中に潜む異世界へのシンクロ。アニメ映画「となりのトトロ」もきっとこの時期の話です。あの感覚がまさにそう。ということでこの時期、色々感じやすかったり、何かわかってしまったりする人も多いと思います。もちろん今の自分には必要のない無駄なものをキャッチしてしまうこともあるので、自分を守る意味で意識的に鈍感になることも忘れないで下さい。何といっても日本ではお盆にして「獅子座の新月(部分日蝕)」。しかも7月から続いた「蝕三部作」の完結編です。独特な空気感の中、どっと最近の絡まりが解ける時となり、さらに感覚が研ぎ澄まされます。もしも…説明出来ない不思議なことが起こっても驚かないでくださいね!?Les Chronovoyageurs...  ※日本時間 8/11 18:58 に新月となります。

エスガロスの水瓶

Maribrengaëlです。「ニューカレドニア行きのチケット、取れなかった!」大手航空会社に勤務する友人Hが、会社にメールをくれたのは、200X年の春のこと。何年かは思い出せません。ただ私たちは、春分の日と週末を利用して、さくっと海外に行こうとしていました。友人Hの勤める会社が突如として社員向けに発売する航空券+ホテルのプランがあってよく利用していたのです。その前に、カナダのイエローナイフでオーロラを見る、というプランは即ソールドアウト。その次に目をつけた、ニューカレドニアにほぼ心は決まっていました。出発日まで、あと5日。予想を上回る応募があり…とのことで友人Hとやり取りを始めたところ、スカイプで友人Mからチャット着信がありました。そして、状況を伝えると「それなら上海にくればいいのに!」と。速攻Hに伝えると、「ちょうど羽田⇔上海間の社員向けプランがリリースされてる」とのことで即決しました。ちょっとした旅行も、やっぱり導かれる、導かれない、ということがあります。その当時の私たちは、イエローナイフとニューカレドニアに振られ、二人とも特に行きたいとも話してなかった上海に行くことになりました。もちろん、友人Mが住んでいることが後押しになったのですが、それもそのはず、この旅行では色々なことがありすぎました。そのエピソードは書ききれないのと、とても書けないものがあり(笑)割愛しますが、そのなかからひとつだけ。上海郊外の水郷の街、東洋のベニスとも言われる「朱家角(ジュージャージャオ)」に行った時の話です。上海からは郊外行のバスターミナルから片道約50分。春と言ってもとても寒いどんよりした曇りの日でした。バスの中も寒く、到着した頃には足先まで冷えきって、とても観光♡というモードではなくなっていました。街に到着すると小雨が降っていて、要塞のように石畳の小道が入り組み水路が張り巡らされたその街は、不気味ささえ醸し出していました。(すみません…)映画「ホビット~竜に奪われた王国~」を観たことのある方ならわかりると思いますが、湖の町エスガロスに似ています。旅行ブログで見るその街はとても魅力的だったのですが、私たちが行った日は悪天候もあり、なぜか観光バスも来ていなかったので静まり返って逆に異様な雰囲気でした。観光客目当てのカフェやお土産屋さんはあるものの、要塞(失礼)には住居もあるので、引き戸の隙間から謎のおじいさんがこっちをコッソリと覗いていたり…。そんな時、金魚が入った袋を両手に持ったおばあさんが目の前に現れました。どうやら、「金魚を買え」と言っているようですが、「いらない」と言っても道を開けてくれず。仕方なく来た道を戻ると左の細い路地からいきなりまたそのおばあさんが現れ…私たちは絶叫しました。今思えば、小道が入り組んでいるので先回り出来る道を熟知していただけだと思いますが、私たちはびっくりしすぎて右の路地から逃げてしまいました。その路地には、大きな水瓶が置いてありました。青銅器色のその水瓶の中には、澄んだキレイな水と紅く動くものがチラチラ…。水瓶座の話を書く時、いつもこの「水瓶」のことを思い出します。どうやら、この街には金魚を買って放生橋(明時代からある石橋)から放流すると幸せになれる、という迷信があったらしいのですが、水路の水は泥色で汚く、大きな灰色のカエルが口をあけて浮いているようなとても金魚を放流できるようなものではありませんでした。ただ、その水瓶の水はとてもキレイでした。底が見えるくらいに。普通に水道から出てくる水も黄色く得たいの知れない臭いがついていたり、浄水しないと使えないなど信用のならない中国の水事情ですが、大昔の茶人は、水にたいそうこだわりがあったそうです。それこそ、超高級の水瓶に水を浄水すると言われる石をさらに入れて、自分の淹れたいお茶に合うように極めた水を造りだしていた人もいたそうです。水瓶座は、自分の持っているきれいな水を、ここぞという時に使用します。それは自分のための時もあれば、誰かのためにという時もあります。今日は「水瓶座の満月(皆既月食)」という大きな節目で、私たちはそれぞれが持つ磨き上げられた水をどのように、何のために使うのでしょうか。要塞のようなあの街のどこかに、今もあるのかはわかりませんが、旅の記憶の片隅になんとなく残った水瓶が、ずっと大きなイメージを与えてくれています。確か、帰りのバスは行きよりもさらに古いもので、私たち以外の人が、テレビから流れるカラオケ番組で大熱唱。すっかりその歌を覚えてしまいながら、上海で下車した時に、空には大きな満月があったと記憶しています。その時はもう水瓶のことはすっかり忘れていましたが。Les Chronovoyageurs...※ 日本時間7/28 5:21 に満月となります。

スープ・ド・ポワソンとイスの町

Maribrengaëlです。昔よく原宿のとあるガレット屋さんに通っていて、そこで食べるフランス コンカルノー産のスープ・ド・ポワソンが大好きでした。フランスパンとチーズを溶かしてドロドロにして食べるあのスープ…。コンカルノーのある地方はブルターニュと呼ばれ、パリなどの都市部ともマルセイユなどのリゾート地とも文化の違う地域。私のMaribrengaëlという名も、ブルターニュ出身の大好きなアーティストの曲からつけたものなので、とても縁のある場所なのだろう。とにかく、あのスープが食べたくて(あえて食べると表現する)昨日からなんとなく上の空でブルターニュのことを考えていました。そして、思い出したのが「イス」という伝説の町の話。ブルターニュ地方最西端に位置する海に面した低地にあった町で、洪水、津波によって一夜にして海に沈んだと言われる伝説があります。今でもその場所は少し曖昧で、最西端のラ岬という場所から対岸のヴァン岬の間にあるドゥアルヌネ湾のどこか、と言われています。ブルターニュ地方は、ケルト文化が色濃く残り、「アーサー王物語」にちなんだ伝説もリアルに伝えられている土地で、そのアーサー王もラ岬の先にある島に眠っている、と言われているほどです。(ラ岬周辺の海は「死者の海」と呼ばれています。また「フィニステール」というこの辺一帯の名前は「地の果て」を意味します。)その「イス(Is)」の話ですが、"イスに匹敵する都市”という意味で、Paris(Par-is)の由来になったという話があります。そのくらい、栄えていてて権力も強かったので、この土地の人々はその伝説を現実として受け止めたいのかもしれません。「海の下から教会の鐘の音を聞いた」とか「水の澄んだ日に城塔の影を海底に見た」というのも、そんな気持ちの現れかもしれませんね。この地方は、もともとブルターニュ公国という国で、フランスとは違う歴史を持っていたにも関わらず、フランス領地となり荒廃の一途を辿ってしまったのですが、現在ではケルト文化ブームやアーサー王人気の後押しもあり、一種の「巡礼地」のような流れが起こっています。そして、フランスからの独立運動も盛んです。それこそ、伝説の町「イス」の力かもしれません。近々慣行するであろう旅のリストにブルターニュはノーマークでしたが、優先度高めでさっそくマークしました。今にもムッとする潮の匂いがしてきそう…。”蟹座の水の季節”そして”水のグランドトライン”ということで、水成分の高いお話でした。そして今日は「蟹座の新月」で、水槽の中の水を変えるようなタイミング。心が水槽だとイメージして。それをどのように洗ってそこにどんな水を入れるのでしょうか?と同時に、“土のグランドトライン”もできるので、新たな基盤も作られていく時でもあります。ちょっと、今からスープ・ド・ポワソンの缶詰を買いに。では。Les Chronovoyageurs...※ 日本時間7/13 11:49 に新月となります。

逆行火星を持つ男

Maribrengaëlです。最近、雨上がりのすごく空気が澄んだ夜があって、南の空を眺めたところ、赤く炎のように光る星がありました。「火星」です。古代人はこの血のように光る星をみて、ローマ神話の戦いの神の名「Mars(マルス)」と呼びました。火星は、地球のひとつ外側を回っている惑星で、今では探査機を導入して移住計画も進められているほど、地球に近い環境を持つ惑星と言われています。この火星ですが、6/27から約2年ぶりに逆行中。戦いの神の名前が付けられるほどなので、「スポーツ」に大影響を及ぼす惑星として有名なのですが…そう、現在、サッカーのワールドカップが開催されていますね。なんと、グループリーグ最終戦~決勝トーナメントは、ばっちりこの「逆行期間」に入ってるんです…!このことから、強豪国が一筋縄ではいかないワールドカップになる…と早々に詠んできました。日本は、コロンビア戦の劇的な勝利、セネガル戦の決死のドローで、監督交代などのトラブルはなんのその、予想を裏切る快進撃を続けています。でもここで私が一番びっくりしたのは、ある選手が生まれながらにしてこの「逆行火星」を持っていたこと。それは本田圭佑選手です。やはり彼は持ってますね。そして、彼の考え方とか風変りな部分も納得出来ました。火星逆行時に生まれた人は、「どうして、そんな風に考えるの?」という思考の持ち主。逆転の発想とか、奇想天外な発案が得意です。やはり彼もそうで、幾多の壁を、その「思考」で乗り越えてきました。2010年、2014年も火星が逆行した年ではありますが、共にワールドカップ前に逆行を終えています。今回初めて、逆行期間が重なりました。ということから、彼が生まれながらに持った力を発揮できるかもしれません。それは彼自身ではなくても、彼が他の選手に伝授したことでも実を結びそうです。海王星も逆行しているので、この大会中、ワールドカップを夢見ていた幼き自分も思い出しているでしょう。どうか、そんな過去の自分からのメッセージに耳を澄ましてほしい、と願っています。力をくれるはず。さて、どうなるか。この火星、なんと7/31には地球に大接近します。地球から5759万キロメートルというかなり近い距離となります。これは15年ぶりのことです。今の時期でも22時頃には南東の低い位置に赤く光を放っている火星ですが、この時は簡易的な望遠鏡を持っていれば、その表面の様子まで観察できるそうです。次回の大接近は2035年となります。本日は「山羊座の満月」ですね。是非、サッカー観戦前には、空を見上げて、満月と南東の空にある赤い星、火星に決勝トーナメント進出を願って下さいね。逆行火星を持つ男、本田圭佑選手がいれば大丈夫!Les Chronovoyageurs...※日本時間 6/28 13:54 に満月となります。

初夏の夜の夢

Maribrengaëlです。今月もうすぐ「夏至」がありますね。ということは、今まさに太陽のエネルギーが、最大に向かっているということです。日本は梅雨に突入し、連日しとしと雨が降っているので、風薫る5月より内に籠るような雰囲気を醸し出していますが、とんでもない!今日は、風の星座である双子座の新月ですし、ぱっちりと目を覚ましましょうね!夏至に向かっていく時、北半球では太陽の出ている時間がどんどん長くなっていきます。日本では、冬とくらべて3時間くらいの差でしかありませんが、それでも夏至を境に、陽がまた短くなっていくのは寂しくなるものです。今は、太陽が1年で一番エネルギッシュな時、なんだか噛みしめて実感しながら過ごしたくなりますね。こんな時期、宇宙からの力の影響を受けて、「不思議な夢」を見やすくなると思います。寝ている状態というのは、顕在意識がスリープ状態でも、潜在意識が目を覚ましている状態、とも言われています。もちろん、現実でよほど衝撃的だったり印象的な出来事、強烈な願望があると、その残像で夢が構成されたりするのですが、良質な睡眠を取った時に見る夢は、潜在意識が元となって構成されています。この時期、その部分への扉が開かれやすい状態になります。やはり科学的にも、太陽の光を浴びている人と浴びていない人の精神状態を調べると、浴びている人のほうがポジティブになるように、太陽が人体へ与えるパワーというのは計り知れないんですね。毎年夏至の日にはイギリスのストーンヘンジをはじめ、各地で祝祭が行われるのは、「妖精や精霊の力が最大になる」と信じられているのですが、どうやら科学的に言うと、太陽から授かる不思議な力、のようです。そういえば1年前くらいにこんなことがありました。夢に実家の近所の稲荷神社(先祖から大事にしている神社です)が出てきて、社の後ろがガヤガヤしているんです。この社の後ろに何かあったけ?と思ってみてみたら、林の中を古い階段が続いました。そして、開けた所に、日本の昔ながらの中華飯店。油で薄汚れた窓から、チャーハンを作っているおじさんが見えます。人が結構並んでいて、こんなところにお店があったんだ!と思いながら横目に進んでいくと、先がさらに開けて隕石の落ちたあとのような窪んだところにローマ風のコロッセウムが遺跡のような感じでありました。私は上から見下ろす感じで。これ、すごく映画「君の名は。」っぽいんですけど、私はまだ観る前だったんですよね。しばらくたって、たまたま母に「この前面白い夢みて~」という話をしたら、「お母さんも面白い夢みた。○○稲荷の裏に古いスタジアムみたいなのがあって誰かのコンサートやってた。それが今時のスタジアムじゃなくて闘牛士とか戦っていそうな古いスタジアムで…」と話しだして共通点がありすぎてびっくり。あれは、確か去年の今頃の夏至前だったな…と。よく、神社などは特にエネルギーの通っている地場の高い場所に建てられていることが多いらしく、それを参拝者が神様を通して分けてもらっている、と聞いたことがあるんですが、その神社の後ろにもそんな道が通っているんでしょうか。なぜその場所が、私と母の夢に出てきたのかは、いまだに謎なんですが…。なんとも不思議な夏至前のお話でした。夏至へ向かう時期+双子座の新月ということで、何かとリンクしたメッセージ性の強い夢を見たり、日常の目に見えないものに気づきやすいことから、いつもより疲れる、いつもより感情が乱れやすいと感じる人もいるかもしれません。そんな時は後回しにするものはして、深く考えずゆっくり休んで下さい。双子座は楽観主義な星座。なんとかなります。Les Chronovoyageurs...※日本時間 6/14 4:44 に新月となります。

Vesak full moon

Maribrengaëlです。気づいたらもう「満月」。今回は、射手座で起こる「ウエサク満月」と言われるもの。この「ウエサク」って何だ…って話ですが、私も最近まで知りませんでした。なんとなく、「作物に由来しているのかな…?」みたいな。これは、チベットやスリランカで行われてきたVesak( or Wesak )祭りが起源となっています。ブッダの誕生日や悟りをひらいた日などがすべて第2月(旧暦)の満月の日であった…という伝承から、その祭りは行われてきました。旧暦でいうと今と多少のズレはあるようですが、私たちが使用しているグレゴリオ暦でいうと、「5月の満月」ということでほぼ決まっているようです。1999年に国連からも「平和の祭典」として認定されています。この日、その名がついているヒマラヤの北東にあるのウエサク渓谷などではブッダの降臨を祝福し祭りが開かれるのですが、なんと日本にも開催されている場所がありました。京都の鞍馬寺です。宇宙の神様のひとり、サナート・クマラが降り立った地であり宇宙や銀河とは関わり深いお寺としても知られています。「五月満月祭(ウエサクさい)」は、今年は本日5/29 19:00〜行われます。気になる方は、「鞍馬寺 五月満月祭」で検索を。最近はものすごい参加者が増えているそうです。ところで、この「ウエサク満月」どんな作用があるんだってところなんですが、よく私が見聞きするのは「天と地上の間に道が出来てエネルギーが降り注ぎやすくなる」というものです。なになになにそれどういう意味…。解釈してみると、ブッダの誕生日、悟りを開いた日とも言われているので、個人にしてみれば、何かしら、遥か宇宙彼方から叡智が降りやすいとか、インスピレーションが高まる日=願いが叶いやすい日、という感覚で良いと思います。でもこの力は安易に使うには少し恐ろしいもの。スタジオジブリの「かぐや姫の物語」を見た人は理解出来ると思うのですが、天上の人の無敵さ、まさにあれなんです。特に今回は、射手座の領域で起こる満月なので、とても頭の良い力を発揮し、「その発想はなかった!」という領域に調整が入る人も。特に、普段自分を中心とした半径30mの世界しか見ていない、感じていない人にとっては、「もっと世界を広く見なさい」という強烈なインスピレーションが何かを通してあることでしょう。天と地上の人間の違いってここ。地上には感情がそこかしこに転がっているので翻弄されて視野が狭くなりがち。もっと大切なことに気づきなさい、てね。 Les Chronovoyageurs...※日本時間 5/29 23:30 に満月となります。